米津玄師と羽生結弦さんの対談動画公開　羽生さん「実在するのかどうかわからない神みたいな…」

米津玄師（34）の楽曲「BOW AND ARROW」（ボウ・アンド・アロー）のミュージックビデオ（MV）に13日、新たに、フィギュアスケート男子で冬季五輪2連覇を果たした羽生結弦さん（30）のスケーティングによるショートプログラムMVが公開された。合わせて、米津と羽生さんの対談動画も「米津玄師YouTube公式チャンネル」にて公開された。

「BOW AND ARROW」MVは5日、米津のX（旧ツイッター）で「なんと羽生結弦さんに出演して頂きました。やばすぎ！よろしくお願いします」と投稿され、YouTubeでプレミア公開されると、瞬く間に「羽生結弦」「Kenshi Yonezu」「BOW AND ARROW」「メダリスト」「フライングシットスピン」などの関連ワードがXのトレンドを席巻。Xの世界トレンド1位に「メダリスト」がランクインし、米津のXで掲出されたMVは3500万再生を突破した。YouTubeも急上昇1位を獲得し、世界のMVデイリーランキングでも6位にランクイン。2人の豪華な共演や、羽生さんによる華麗なスケーティングが大きな話題となった。

そしてこの日、羽生さんのスケーティングによるソロバージョンMVが初公開された。難易度の高いジャンプを高速に織り重ね、楽曲を表現。スケーティングには4回転ルッツ、トリプルアクセル（3回転半）や、フライングシットスピン、ブロークンレッグからのシットバック、4回転サルコーから3回転トーループのコンビネーションジャンプなどを演じた。最後は、ビールマンスピンで美しく締めている。

米津と羽生さんの対談動画では、MVにかける思いや制作秘話、羽生さんによるプログラム解説、2人の共通点などのトークが繰り広げられた。対談冒頭では、互いの印象について羽生さんが「いやもう、僕からしたらもう神ですよ。実在するのかどうかわからない神みたいな」と明かすと、米津は「ヤバすぎます、それは。それはもう、なんか、こっちのセリフですよ」と謙遜。同世代の2人が一気に打ち解けながら、リラックスしたムードで盛り上がっていた。