『ウィキッド ふたりの魔女』© Universal Studios. All Rights Reserved.絶賛上映中の話題作『ウィキッド ふたりの魔女』より特別映像が解禁された。
シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデを主演に迎え、20年以上愛され続けている不朽のミュージカル「ウィキッド」を映画化した本作。
アリアナ・グランデは先日、本作プロモーションのため約8年ぶりの来日を果たし、「日本大好き」と日本語で愛を炸裂させ、列島を熱狂の渦に巻き込んだ。
この度解禁されたのは、そんなアリアナ・グランデによるアドリブたっぷりのコメディシーンから、エモーショナルなシーンなどを捉えた撮影現場での1週間をジョン・M・チュウ監督とふり返る特別映像。
アリアナ・グランデは、香水を振りかけるシーンでスタッフと笑い合う姿や、ベッドで飛び跳ねるなど、自由奔放な演技を披露。エルファバ役のシンシア・エリヴォとの和やかなやり取りが映し出されており、笑いの絶えない楽し気な撮影現場の様子がうかがえる。
また、ハーネスなど一切付けずに手すりの上をヒールで歩くシーンでは、リハーサル中に落下してしまうハプニングもあったが、本番では手すりの上で片足を上げてポーズまで決める華麗な姿を見せた。
ヒールでの撮影に「ケガが心配だった」と語るジョン・M・チュウ監督に対して、アリアナ・グランデは「ペタンコ靴の方が歩きにくい」とヒールの方が慣れていて楽だと語っている。朗らかな現場の雰囲気に見ているこちらも楽しくなる特別映像となっている。
幼いころからウィキッドの大ファンでグリンダ役を切望していたアリアナ・グランデは、オーディション段階から細かい役作りを行っていたと語っており、「クローゼットの中に“かわいいピンク・アイテム”コーナーを設けました。ピンクの下着まで揃えて『今日のグリンダはどんな下着にするかしら』みたいな感じで」と溢れるグリンダ愛をクローゼットの中でも表現する徹底振りを明かしている。
また、オーディション期間中に、ジョン・M・チュウ監督に手紙を送ったというアリアナ・グランデ。「オーディション会場で言うわけにいかなかったことを、きちんと伝えておきたかった。それは、あくまでも演技で判断していただきたいということ。私にとってこの物語が大切なあまり、私がふさわしくないなら、いっそ出演しない方がましだと思っていました。大事なのは作品ですから」とウィキッドへの思い入れの強さを述べている。
実際に合格通知を受け取ったときは、「涙が止まりませんでした。どんな結果が出てもいいように覚悟していたのに、あんなに感動したのは初めてです。世界一幸せでありがたいと思いましたね。あれ以来いまだに、イヤな日は1日たりともありません。ピンクのクローゼットさえあれば幸せです」と当時の想いをふり返っている。
『ウィキッド ふたりの魔女』は全国にて公開中。
(シネマカフェ編集部)