長野・軽井沢の道路沿いにポツンとたたずむ“ありえない見た目の古着店”を発見し、店内に入ってみた動画がYouTubeで話題です。動画は、記事執筆時点で20万回再生されています。
動画を投稿したのは、服好きのハルキさんによるYouTubeチャンネル「ハルキの古着」。以前には、東京・大井競馬場で開催されたフリーマーケットで掘り出し物を見つける動画が話題になりました。
今回は、妻の誕生日祝いでやってきた軽井沢で、ちょうどお昼ご飯を食べた店の近くに、ネットで見てずっと気になっていたという古着店「平田商店」を発見。せっかくなので、妻と義父母が子どもと散歩している間に行くことにしました。
さまざま種類の古着店を巡ってきたハルキさんですが、外観のインパクトは“過去イチ”。かなり年季が入った倉庫のような見た目の店で、外には英語で「アメリカン・カジュアル・クロージング」と書かれたボロボロの看板が。撮影許可をもらってから屋外に出ている服を見ていくと、早速気になるアイテムを発見しました……!
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それは有名なプロスケートボーダー、マーク・ゴンザレスが愛用していたことで知られる「G-8ジャケット」で、価格はなんと3000円。「MADE IN USA」でおそらく1990年代のデッドストック(売れ残り品)。値札には安さの理由として、左腕の後ろに色ムラがあることが書かれていますが、それでも衝撃の安さです。
店内に入ると、天井や壁までずらりと服がかけられていて、かなりのアイテム数が確認できます。オーナーさんに話を伺うと、実は平田商店は古着店ではなく、「ヒューストン」というメーカーと提携していて、古着のように見えるものはほとんどがビンテージ加工された物とのことでした。一部は古着もあり、その場合はタグに「ユーズド」と書かれているようです。
ちなみに、平田商店は40年ほど前から営業を続けており、ヒューストンとの付き合い自体は70年以上とのこと。ボロボロの建物に関しては、そこにコストをかけると服の価格を上げざるを得ないため、あえて直さずに続けていると話してくれました。
ヒューストンは、もともとミリタリー専門。「B-10」「B-15」「N-2B」「MA-1」といったフライトジャケットや、本革を使ったデニムのダウンジャケットなどのアメカジファッションもたくさん。米国の定番ブランド「PRO CLUB(プロクラブ)」のTシャツやスウェットといったアイテムもありました。
ほとんどがデッドストックで、かつ商品状態がどれも良くてテンションが上がるハルキさん。古着好きの間ではやっているアイテムから渋いアイテムまで。「特別奉仕品」と書かれた500円のシャツも発見しました。
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他にも、古い「Dickies(ディッキーズ)」のデッドストックがいくつも置かれていて、特にアメカジ好きなら1つは欲しいものが見つかりそうです。
ハルキさんは最初に見つけたG-8ジャケットがサイズも合ったため購入。「すごく面白かった」と大満足で、店のすてきな雰囲気と価格の安さ、「店を今後も続けたい」と語るオーナーさんの思いにも触れ、「なんか1着買いたいなって、マジで心から思わされました」と話しています。
古着好きにはたまらない店が登場し、コメント欄には「雰囲気好きすぎる」「店主さん優しくて良いな」「思わず声出てしまった」「ワクワク感やばい!」「こういう古着屋良いですね」「ここ行きたい」などの声が寄せられました。
また、地元民や店を知っている人から「ここ前行ったけど、雰囲気最高だった」「ここには毎度お世話になっております」といった声が上がっています。
ハルキさんは、古着店巡りや購入品紹介をYouTubeチャンネル「ハルキの古着」で公開中。日常や妻とのトーク、子育ての様子などは別のチャンネル「ハルキの生活」やInstagramで見ることができます。
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動画提供:YouTubeチャンネル「ハルキの古着」
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