石原さとみ「どん底だった」撮影期間中に中村倫也から粋な心遣い 家族の支えにも感謝【第48回日本アカデミー賞】

0

2025年03月14日 22:49  モデルプレス

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

モデルプレス

羽鳥慎一、安藤サクラ、石原さとみ、上白石萌音、河合優実、満島ひかり(C)日本アカデミー協会
【モデルプレス=2025/03/14】女優の石原さとみが14日、東京・グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて行われた「第48回 日本アカデミー賞 授賞式」に出席。「ミッシング」で優秀主演女優賞を受賞した。

【写真】「日アカ」最優秀主演女優賞を受賞した人気女優

◆石原さとみ、家族&中村倫也へ感謝

ある日娘が失踪してしまった家族が、帰りを懸命に待ち望みながらも自分たちの力ではどうにもできない現実との間でもがき苦しみ、事件をめぐるマスコミと世間の声に翻弄されていく姿を描いた本作。母親・沙織里を演じた石原は「沙織里の気持ちが痛いほど理解できました。自分の命より大切な存在を失う苦しさだったり、恐怖だったり…。私自身も不器用な部分が多いので、実際に経験しないと分からないことってあるんだなっていう。子供がいて『こんなに育児って大変なんだ』『こんなに愛おしいんだ』『こんなに一緒にいなくなっただけで不安になるんだ』ってことを経験できたからこそ、奇跡的なタイミングで『ミッシング』に挑戦できて、本当にありがたかったなと思います」と想いを語った。

司会の安藤サクラから、苦しい役が続く中で息抜きするタイプかどうか尋ねられると「できない方です」と吐露し「あえて切り替えようとは思えなかったんです。だから全力で家族が支えてくださって、もう本当に感謝してもしきれないなとすごく思いました」と家族への感謝を言葉に。

また本作で共演した俳優の中村倫也の名前も挙げ「撮影の後半ぐらいですかね。倫也さんが出演されている作品がすごい好きで、その話をしたら、翌日DVD一式プレゼントしてくださいまして」と粋な心遣いを明かす。「休みの日の前に観させていただいて、自分の活力になるというか、『エンタメの力ってこんなにすごいんだ』っていうのが(感じられて)、どん底だったんですけど、笑えたっていうのが大きかったです。(助演男優賞の)佐藤二朗さんも出演されているドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』なんですけど(笑)。本当に大好きで、メイキングも観て全く違う世界に行くっていうことができて、息抜きというよりも活力をいただいた感じがしました」と話した。

なお、現在第2子を妊娠中の石原。トーク冒頭では、司会の羽鳥慎一アナウンサーが「体調大丈夫ですか?」と気遣うと「大丈夫です!元気です」と笑顔で答える石原のやりとりもあった。

ほかにも優秀主演女優賞には、「夜明けのすべて」から上白石萌音、「あんのこと」から河合優実、「九十歳。何がめでたい」から草笛光子、「ラストマイル」から満島ひかりが登場し、河合が最優秀主演女優賞に輝いた。

◆第48回日本アカデミー賞

同賞は2024年1月1日から12月31日までに東京地区において有料で初公開された40分以上の劇場用映画及びアニメーション作品(劇場公開を目的に製作された新作で、東京地区の同一劇場で1日3回、かつ2週間以上映画館のみで連続して上映された作品)が対象。

司会は、6年連続となる羽鳥アナと、「怪物」で第47回最優秀主演女優賞を受賞した安藤が務める。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

    ニュース設定