
【写真】最優秀助演男優賞を受賞した大沢たかお
『キングダム 大将軍の帰還』は、原泰久の人気漫画『キングダム』を山崎賢人主演で映画化したシリーズ第4弾。秦と趙の総力戦を繰り広げる馬陽の地で、突如出現した趙の総大将から致命傷を負った信と仲間たちが脱出を図る一方で、趙に潜む軍師と秦軍の将軍が衝突する。大沢は、主人公・信が憧れを抱く大将軍・王騎を圧倒的な存在感で演じた。
シリーズ4作で、足掛け7年間王騎将軍を演じてきたが、作品ごとにハードな役作りは大きな話題になった。大沢は「当初はそういう予定ではなかったのですが、コロナ禍に巻き込まれて7年という歳月になりました。映画でここまで長い時間をかけて撮影されることはないので、特別な作品になりました」と語ると、本作でも「なんとなく気がつけば20キロ増えていました」と笑う。
受賞の瞬間、大沢は「ありがとうございます」としみじみ語ると「言葉は何も考えていなかったのですが、こういう賞をいただけて嬉しく思いますし、助演という立場というのは、主演をどう持ち上げるのか役割」と自分の立ち位置について述べる。続けて大沢は「そのなかで、気がつけば主演の山崎賢人くんをはじめ、ここにいるスタッフ、今日来ることができなかったスタッフの皆さんにずっと助けられながら演じさせていただきました」と周囲への感謝を口にする。
最後に大沢は「今日いただいた賞は、僕というよりも支えてくれた方のおかげです」と改めて強調すると、興収80億円を超える大ヒットになったことに「劇場に足を運んでくださったたくさんの方に、なかなかお礼を言う機会がなかったので、お礼を申し上げたいです」と最後まで周囲への感謝を述べていた。
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・内野聖陽(八犬伝)
★大沢たかお(キングダム 大将軍の帰還)
・岡田将生(ラストマイル)
・佐藤二朗(あんのこと)
・山田孝之(正体)