<第48回日本アカデミー賞>新設「主題歌賞」のMrs. GREEN APPLE「映画に関わったすべての方々たちに最大のラブレターを送るつもりで」ポリシー語る

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2025年03月15日 01:10  クランクイン!

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第48回日本アカデミー賞主題歌賞を受賞したMrs.GREEN APPLE (C)日本アカデミー賞協会
 「第48回日本アカデミー賞授賞式」が14日、都内で開催され、今年から新設された特別賞新賞「主題歌賞」を、映画『ディア・ファミリー』主題歌「Dear」で受賞したMrs. GREEN APPLEが登壇。作詞・作曲を担当した大森元貴は、映画主題歌を作るうえでの思いを語っていた。

【写真】「主題歌賞」を受賞したMrs.GREEN APPLE

 「日本映画人による日本映画人のための日本映画の祭典」として、1年の映画界の総決算である授賞式にて映画に携わる俳優、スタッフを顕彰してきた日本アカデミー賞。第48回目にして初となる、その年最も印象に残る主題歌を担当したアーティストに「主題歌賞」を贈呈することが決まった。

 その記念すべき第1回目を受賞したのが、映画『ディア・ファミリー』の主題歌「Dear」を楽曲提供したMrs. GREEN APPLE。映画『ディア・ファミリー』は、ノンフィクション作家・清武英利の著書『アトムの心臓「ディア・ファミリー」23年間の記録』を、大泉洋主演で映画化。生来の心臓疾患で余命10年を宣告された娘の未来を変えるために、知識も経験もない町工場を経営する父親が医療界を動かす感動作だ。

 大森は「この度は素晴らしい賞をいただけたこと、大変光栄に思っておりますと同時に、身の引き締まる思いです」と語ると「映画の主題歌は、映画と歌の架け橋であると思っていて、たくさんの方々の協力のもと、感謝を込めて作り上げられた映画の邪魔を決してしてはいけない。映画に関わったすべての方々たちに最大のラブレターを送るつもりで精一杯心を込めて作らせていただいております。私たちにとってもこの映画は本当に大切で、とても大好きな映画です」と楽曲づくりのポリシーを述べていた。

 この日、Mrs. GREEN APPLEは、映画主題歌となった「Dear」を生歌唱し、歌声で会場を魅了していた。
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