浅野拓磨、今季リーグ戦2点目はチームを救う同点弾！　マジョルカが後半ATの逆転劇で白星獲得

　マジョルカに所属する日本代表FW浅野拓磨が今季リーグ戦2ゴール目を挙げた。

　ラ・リーガ第28節が15日に行われ、マジョルカはホームでエスパニョールと対戦した。ここまで27試合を消化したリーグ戦で10勝7分10敗を記録し、勝ち点「37」を積み上げているマジョルカ。上位浮上を目指す同クラブは、現在ラ・リーガで5試合無敗を維持している。下位に沈むエスパニョールとの一戦に浅野は右のアタッカーとして先発出場。“ジャガー”が2試合ぶりの得点を狙う。

　スコアレスで前半を折り返したゲームは、53分にオウンゴールでエスパニョールが先制する。リードを許したマジョルカだったが、62分にヴェダト・ムリキがまさかのPK失敗。そんななか、3分後に浅野がチームを救う。敵陣内でサムエル・コスタが相手のヘディングをカット。左サイドで待つセルジ・ダルデルに繋ぎ、右足へと持ち替えながらゴール前に柔らかいクロスを蹴り入れる。飛び込んできた浅野が倒れ込みながら頭で合わせ、貴重な同点弾をマークした。

　その後、マジョルカは後半アディショナルタイムにアブドン・プラツがPKを担当したものの、再びエスパニョールのGKジョアン・ガルシアがストップ。それでもオンフィールドレビューによって蹴り直しとなり、今度はムリキが成功させる。結局、そのまま試合は2−1で終了し、マジョルカが劇的勝利を掴んだ。次節、マジョルカは30日にアウェイでバレンシアと対戦。エスパニョールはその前日にホームでアトレティコ・マドリードと対戦する。

【スコア】
マジョルカ　2−1　エスパニョール

【得点者】
0−1　53分　オンゴール（エスパニョール）
1−1　65分　浅野拓磨（マジョルカ）
2−1　90＋7分　ヴェダト・ムリキ（マジョルカ）