東大出身でタレント、クイズプレーヤーの伊沢拓司(30)が15日、TBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)に生出演。巨人戸郷翔征投手(24)がドジャース大谷翔平投手(30)に被弾するなど6回5失点で敗れた試合に複雑な表情を見せた。
番組では、18日からカブスとの開幕2連戦(東京ドーム)を行うドジャースが、巨人に1−5で快勝した15日のプレシーズンゲームを詳報した。安住紳一郎アナウンサーは「普段、東京ドームはジャイアンツの本拠地なのでジャイアンツの声援の方が大きいんですけれども、今日はドジャースファンの方が多かったかもしれませんね」と、ドジャーブルーのユニホーム姿も目立ったスタンドの様子を紹介。三谷幸喜氏が「大谷がホームラン打った時にどんな気持ちで見ていたんでしょうね」と返すと、安住アナは「それはジャイアンツファンの伊沢さんに聞いてみましょう」と話題を振った。
伊沢は真顔で「全然ちょっと…開幕が心配になる甘い球の入りでしたね、戸郷選手ね。全然僕は、見てられなかったです。ちょっと…悔しいです」と落ち込んだ様子。三谷氏は「見てられなかった」…と繰り返し、安住アナが「さすがですね、ホームラン」と大谷をたたえた。ただ伊沢は心配そうな表情を崩さず「きれいに入ったな、と。その後のテオスカー(・ヘルナンデス)選手のホームランもすごい上がり方してたので、いやあ、悔しいですね」と渋い表情をして、スタジオに笑いが漏れた。
三谷氏から「結構悔しがってますよ」と声をかけられると、伊沢は「こんなに打たれたの久々なので、戸郷選手が。つらかったです」と“ガチファン”としてのコメントを続け、三谷氏も「つらい…」と苦笑い。安住アナに「門脇選手、良かったじゃないですか」と、6回に安打と盗塁で巨人唯一の得点を呼び込んだ門脇誠内野手の話題を切り出されると、伊沢は少し笑顔を取り戻し「門脇選手も良かったです。吉川選手も打ちましたし」と適時打の吉川尚輝内野手とともにたたえた。
ただ伊沢はすぐ真顔に戻り「内野陣は開幕に向けて上がってきたんですけど、まあピッチャーがね。先発は大事だな、という感じなので」と再び心配。「やっぱりメジャー級の選手の、当てた時に飛ばす感じは本当にすごいな、と思いました」とドジャース打線に脱帽すると、三谷氏に「あんまりうれしそうじゃないですね」。安住アナにも「ジャイアンツファンの微妙な気持ちもありつつ、というところですね」と笑われた。
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