服から飛び出た糸の簡単な処理方法がInstagramに投稿されました。記事執筆時点でこの動画の再生数は279万回を突破し、“いいね!”は3万2000件を超えています。すぐにできてきれい!
●飛び出た糸があったら……
投稿者は愛知県豊橋市の呉服屋「山正山崎」(※崎はたつさき)の3代目社長であり、古民家「裏山文庫」(愛知県豊橋市)の管理人・山崎嘉大さん(※崎はたつさき)。SNSでは着物だけではなく、日本美術や工芸、文化に関連する話題を発信しています。今回の投稿では織物などから糸が飛び出ていたときの扱い方を紹介。
●切らずに針と糸を準備
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こちらの方法は、昔、帯の問屋さんから教えてもらった技だそうです。美しい着物から糸がひらひらと飛び出ていたときは切らずに、糸と針を用意。針に糸を2回通して輪を作り、飛び出た糸の根元に通します。
輪の中に糸を引っかけ針を下まで抜くと……。きれいに糸が見えなくなりました! 裏に飛び出た糸を引っ張り、布を戻せばすっかり元通り。細い金糸でも簡単に布に吸い込まれていきます。着物や帯のような和装だけではなく、洋服などでも活躍できそうですね。
●覚えておきたい!
投稿には「すご〜い。感動ものです」「こんな場面いっぱいありますから助かります」「目からウロコです」「勉強になりました」「なーるほどー」といった声が寄せられています。覚えておくと幅広い場面で助かることがありそうです。
山崎さんはこの他にも反物の取り扱いや桐箱の結び方、はんてんのお手入れ方法など、日本の文化によりいっそう深く寄り添えるトピックをInstagramアカウントで数多く公開中です
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画像提供:裏山文庫の管理人 山崎嘉大(@yamazaki.urayama)さん※崎はたつさき
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