EXILE橘ケンチ「ライブはスタジオから生まれる」　映画「STEP OUT」舞台あいさつ

EXILE橘ケンチ（45）が16日、都内で行われた出演映画「STEP OUT　にーにーのニライカナイ」（堤幸彦監督）公開記念舞台あいさつに出席した。

沖縄でダンサーを夢見る少年と、シングルマザーの幸せと絆の物語。主演は仲間由紀恵。橘は物語の鍵を握る音楽プロデューサーHIROKIを演じる。

「オール沖縄ロケ」で撮影され、「沖縄の魅力がふんだんに詰まった作品だと思います」と語った。キャスト、スタッフのほとんどが沖縄出身だったといい、「僕1人だけ沖縄出身じゃなかったけど、僕は沖縄っぽかったってことなんですかね？」と笑いつつ、「すっかり沖縄人になった感覚でやらせてもらいました」と語った。

ダンサーを夢見る子どもたちのプロデューサー役だったが、「子どもたちと接していくうちに親心が芽生えてきて、眉間にしわを寄せながら頑張れ！って応援していた。夢を追う子どもたちって素晴らしいな」としみじみと語った。

タイトルの「ニライカナイ」は「海の彼方の理想郷」を意味する言葉で、橘は「（理想郷は）リハーサルスタジオですね。ちょうどライブのリハーサル期間でもあるので週5、6でスタジオにいる。今回の映画も子どもたちはスタジオでめちゃくちゃ練習するんですけど、僕は元々スタジオを借りるお金もなくて外で練習していた。ライブやエンターテインメントはすべてスタジオから生まれるので、僕の原点であり、ニライカナイかな」と語った。