ダイヤを溶岩に入れてみた→燃えつきると思ったら…… “驚きの結果”に「どういうこと?」「常識が覆された」

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2025年03月16日 21:08  ねとらぼ

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ねとらぼ

ダイヤモンドを投入(画像は「The Action Lab」のYouTubeアカウントより引用)

 ダイヤモンドを“溶岩”の中に入れるとどうなるのか……? 「もったいない!」「ダイヤは“炭素の塊”なんだから燃えちゃうでしょ!?」との予想を裏切る“まさかの実験結果”に注目が集まっています。


【画像】驚きの結果


●投稿者は、実験動画を配信する人気YouTuber!


 この動画を投稿したのは、エキサイティングな化学実験で人気の、化学系YouTubeチャンネル「The Action Lab」のジェームズ・オルグリルさん。チャンネルは「化学工学」の博士号を取得し、研究機関の開発エンジニアとして働くオルグリルさんの経歴もあって、世界中に490万人以上の登録者を誇っています。


●本物のダイヤモンドを溶岩の中に入れるという暴挙……


 ダイヤモンドとは、純粋な“炭素”のみからなる鉱物で、黒鉛(グラファイト)などの仲間。つまりは“炭”なので、“燃える”事でも知られています。ところがそんなダイヤモンドが、実際に燃えているところを見たことがある人はあまりいないと思います。


 今回の実験では、加熱した“るつぼ”の中に“溶岩”を再現。そこに本物のダイヤモンドを入れるとどうなるのかを検証するもの。


●え……なんでそうなるの?


 結果は大方の予想を覆しダイヤモンドの勝ち! ダイヤモンドはたしかに燃えますが、燃えるには“大量の酸素”が必要となるため、今回の「ダイヤモンドvs溶岩」の勝負では、“酸素”が足りなかった様子。表面の輝きは失われましたがダイヤモンドは燃えずにそのまま残って“ダイヤモンドの勝利”となりました。


 この驚きの結果は“ダイヤが出来るまでの成り立ち”をよく考えると十分納得できるのではないでしょうか。動画のコメントでも、「溶岩が冷えると結晶質の玄武岩ではなく、簡単に砕ける非晶質のガラス質の岩になっていることに注目してください」「ダイヤが熱と圧力で形成されることを考えると、溶岩がダイヤを破壊したとしたら驚くでしょうね」とあります。


●「ダイヤは熱伝導率が非常に高いため“輝いています”!」と称賛の声


 コメントではほかにも「カットされたダイヤがカットていないダイヤと同じように動作するのかを見るのは興味深い」「妻:ねえ、私のダイヤモンドの指輪を見なかった?」といった反応が寄せられていました。


 YouTubeチャンネル「The Action Lab」では、この他にも様々なおもしろ実験動画が紹介されています。



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  • 溶岩に包まれると酸素と結合しないから燃えないわけね・・・
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