
【ニューヨーク時事】18日のニューヨーク株式相場は、インフレ再燃の懸念から年内の米利下げ期待が後退し、3営業日ぶりに反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比260.32ドル安の4万1581.31ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は304.54ポイント安の1万7504.12で引けた。
米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定を翌日に控える中、朝方に発表された物価指標は市場予想を上回った。インフレの根強さが警戒されて投資家の利下げ期待がしぼみ、ハイテク大手を中心に売りが先行した。