世界室内陸上へ日本代表が出発 110mH日本記録保持者・泉谷駿介は走幅跳で出場「東京世界陸上の標準を突破して2種目で」

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2025年03月19日 12:30  TBS NEWS DIG

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中国・南京で開催される、世界室内陸上競技選手権大会(3月21日〜23日)に向け19日に、男子110mH・日本記録保持者の泉谷駿介(25、住友電工)や、60mHで日本新記録の8秒00をマークした田中佑美(26、富士通)ら日本代表が出発した。

今大会はハードルではなく、走幅跳にエントリーした泉谷。「8m27の東京世界陸上の標準を突破して3番以内に入りたい」と今大会の目標を掲げた。9月に開幕する東京2025世界陸上へは本業のハードルと走幅跳の「2種目で出場して、2種目でメダルをとる」と“二刀流”での世界陸上出場へ意気込んだ。

田中は、2月にフランス・メッスで行われた室内ツアーシルバー大会の60mHで日本新記録の8秒00をマーク。「今季の大きな目標は東京世界陸上」と話す田中。「その前に1つ世界で戦いの経験を積んでおくことが今回の大会の目標」といい、「世界室内から世界陸上へうまくつながればいいなと思います」と世界陸上を見据えた。

日本陸上連盟のダイヤモンドアスリート修了生の西徹朗(21、早稲田大)は60mHに出場。「今の自分のタイム(PB7秒75)だと世界のトップ層と差があるのはわかっているんですけど、その中でどこまで自分が通用するのか試してみたい」。続けて、「日の丸をつけて走る機会はなかなかないと思うので、予選、準決勝、決勝と3本ある中で、1本でも多く走ることを目標に」と世界室内初出場となる今大会へ強い思いを口にした。
※写真は左から西選手、田中選手、泉谷選手

【世界室内代表メンバー】
■男子 11人
60m 西岡尚輝(東海大仰星高)
60m 木梨嘉紀(筑波大大院)
400m 佐藤風雅(ミズノ)
400m 吉川崚(筑波大大院)
800m 石井優吉(ペンシルバニア州立大)
60mH 西徹朗(早稲田大)
走高跳 原口颯太(順天堂大)
走高跳 長谷川直人(サトウ食品新潟アルビレックス)
走幅跳 泉谷駿介(住友電工)
走幅跳 津波響樹(大塚製薬)
七種競技 丸山優真(住友電工)

■女子 2人
3000m 田中希実(New Balance)
60mH 田中佑美(富士通)

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