前回対戦時は“5発”大勝も…中村敬斗がバーレーンを警戒「かなり僅差のゲームになる可能性もある」

　日本代表のFW中村敬斗（スタッド・ランス）が19日にメディア対応を行なった。

　FIFAワールドカップ26アジア最終予選 第7節バーレーン代表と第8節サウジアラビア代表とのホーム2連戦を控える日本代表。アジア最終予選C組に属する“サムライブルー”は、ここまで5勝1分無敗・22得点2失点と圧倒的な強さを見せており、ワールドカップ出場に王手をかけた。明日20日（木・祝）19時35分〜『埼玉スタジアム2002』で行われるバーレーン戦に勝利すれば、8大会連続8回目のワールドカップ出場が決定する。

　インタビューに応じた中村は、「これまで負けなしの5勝1分できているので、明日もしっかり自分たちのやるべきことをやって勝ちたい」とコメント。「前回1点目が入るまで少し時間がかかった印象がある。明日ももしかしたら1点目を取るのに少し時間がかかるかもしれないですけど、先制点を取ったら少し空いてくるところもあると思う。先制点を取ることが大事」と勝利に向けたポイントを明かしている

　また、ここまでの最終予選については、「大勝する試合もありましたし、オーストラリア戦なんかは少し苦戦した感じはありましたけど、歴代の最終予選を見ると今回の最終予選はかなり順調にいってる。僕は初めてなんですけど、そういう印象を持っている」と手応えを口に。続けて「先輩方から今までにないくらい順調と聞いている。僕としてはこれが基準となってしまっている気がする。でもそれは良いことだと思うので、このまま全部勝って決めたい」と決意を語った。

　一方で、「明日のバーレーン戦は難しい試合になると思いますし、前回大勝したからといって明日そうなるとも思わない」と警戒を示しつつ、「かなり僅差のゲームになる可能性もある。油断せず、でも自信を持ってやっていきたい」と述べている。