バーレーン戦の意気込みを示した板倉 日本代表のDF板倉滉(ボルシアMG)が19日にメディア対応を行なった。
FIFAワールドカップ26アジア最終予選の第7節バーレーン代表戦を明日に控えた日本代表。今回大会の最終予選では圧倒的な強さを誇っており、ここまで5勝1分け無敗・22得点2失点を記録し、グループCを独走している。
バーレーン代表に勝利を収めれば“史上最速”でのワールドカップ出場権獲得が決まるが、板倉は「数字だけを見たら、いい勝ち方をしてきたと思われがちですが、今まで通り気を引き締めた戦い方をしたい」と、冷静に目の前の試合に臨む姿勢をとった。
最終予選で日本代表のDFラインを支えてきた谷口彰悟(シント・トロイデン)は、長期離脱中のため今回の代表活動も不在となり、新たに町田浩樹(サンジロワーズ)も3月9日の試合で負傷し、招集を見送られた。守備においては、慣れないメンバーでの試合となるが、「短い準備期間のなかで、コミュニケーションをとっています」と準備に余念はないようだ。続けて「本当に後ろ(守備陣)は重要になる試合。緩みが出ると一気にやられてしまうので、1秒たりとも気を抜かずに、良い試合への入り方を意識したい」と語った。
バイエルンに所属する伊藤洋輝の復帰については「間違いなくプラスだと思う」とし、町田との違いについては「それぞれの良さがあるが、特にフィードが武器なので、そこからチャンスが作れればと思う」と見解を示した。
バーレーン代表は日本代表戦に向けて、国内合宿を含め11日間の準備があった。対して日本代表は全体練習を行えたのが2日間のみと、準備期間に差がある。そんななか板倉は「コミュニケーションの量は大事になってくる」と強調。「ケガ人が出ている状況はありますが、今いるメンバーで戦うことは変わらないので、今まで通りやりたい」と試合への意気込みを伝えた。