
出雲駅伝・全日本大学駅伝で初優勝、箱根駅伝では3位と好成績を納めた國學院大学陸上競技部の祝賀会が18日に都内のホテルで開催された。
招待されたのは、部員の家族や学内関係者、OBなどおよそ500人。前主将の平林清澄(4年)は「OBや応援してくださった皆様に恩返しがしたいと4年間思っていた。本気で作ったチームだからこそ負けた最後の箱根駅伝が悔しい、未練が残った。この未練を晴らせるのは後輩たちが箱根駅伝を優勝することだけ」と後輩たちに思いを託した。
卒業後は『ロジスティード』に入社し、マラソンを主戦場として今後も陸上競技を継続する平林。後輩に負けじと「國學院大の平林ではなく、平林清澄1人のプレーヤーとして頑張りたい」と語った。
かねてより平林が目標に掲げていたのは「東京世界陸上、ロサンゼルス五輪のマラソン日本代表」。1月の箱根駅伝後も別府大分毎日マラソンに出場し、次なる目標に向けてはやくも動き出している。
そして、新主将に選ばれた上原瑠翔(3年)は「4年生が優勝を目指せるチームをつくりあげてくれたことに感謝している。大学名を轟かすためには箱根駅伝総合優勝することが必要。来年も力を合わせて頑張りたい」と誓った。
さらに新チームのスローガンは、新主将・上原の出身地である沖縄県の言葉で”名声を上げる”という意味の「はばちかす〜想いの継承、そして革新へ〜」と決定した。
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平林清澄の実業団選手としての活躍、そして國學院大學、悲願の箱根駅伝総合優勝へ向けた挑戦に目が離せない。