「焼きおにぎり」に隠された驚きのアイデアとは…? 食べムラのある年子兄弟がおかわりするほど大好物という「具だくさん焼きおにぎり」レシピに反響があり、そのアイデアに「天才か…」「この発想なかった!」「なるほどが止まらない!」などの声が相次いでいる。一見、普通の焼きおにぎりのようでいて、実は野菜たっぷり&ポロポロしない&カリッと食感がプラスされているという“神おにぎり”。投稿者のあいこさん(@aiko_shokudo1123)に話を聞いた。
【画像】「なるほどが止まらない!」驚きの焼きおにぎりレシピ■米を米で包む衝撃アイデアで食べやすさと食感がアップ
――「具だくさん焼きおにぎり」レシピ、大反響です!
「軽い気持ちで投稿したので、こんなに反響をいただくとは思っていませんでした。計量いらず、感覚で作れる点が皆さんに響いたのかなと感じます。励みになるコメントを読むたびうれしく思います」
――おにぎりを【ライスペーパーで包んで焼く】という驚きの発想に「天才か…」「この発想なかった!!」など感嘆の声が相次いでいました。レシピ誕生までの経緯は…?
「おにぎりを食べていた次男(2歳)が、怒って泣いたのがきっかけです。食べている最中におにぎりがポロポロと崩れたことが嫌だったらしく…。もともとライスペーパーは小麦を使っていないので、幼児食と相性が良さそうだな、と普段から考えていたのですが、濡らしたまま生で食すとモチモチの食感が幼児にとっては食べにくく危険とも感じていて。そんな時の出来事だったので、『包んで焼いてみては…!?』と試してみました」
――米を米で包む…衝撃です!
「私も最初は『意味あるの?』と思ったのですが、これが良い仕事をしてくれました(笑)。具をたっぷり入れても崩れにくので、ごはんとおかずを一気に食べられるだけでなく、カリッと食感がプラスされるので、子どもが喜ぶ。我が家は苦手な葉野菜を多め&チーズの組み合わせしかしていませんが、各家庭で無限にアレンジできるのも魅力だと思います」
――より美味しく作るための注意点、ポイントはありますか?
「焼いている時、やぶれることもあり不安になると思いますがじっと堪えて焼き続けてください(笑)。だんだんライスペーパーがカリッとしてご飯に馴染んでくれます」
――食べムラや偏食の多い幼児期。幼児食のお悩みとそれを乗り越えるためにしている工夫についてお聞かせください。
「イヤならおしまい!すぐに切り上げます。ただ、なにかしら理由があるので違う提案をします。そのためにはたくさんの引き出しを持っておく。ふりかけなどのちょい足し食材にスプーン、フォークのような道具のほか、場所や時間を変えるなどなど…。すると、え!?そこ?ってところで機嫌が直って完食することがあります。いまだに不思議ですがわたしもきっと皆さんと同じで試行錯誤の日々でさらなる「引き出し」を増やせないかを考えています」