福井県立大学の恐竜学部に在籍する学生向けマンション「白亜紀ダイナ荘」が、X(Twitter)でじわじわと注目を集めています。
●国内初の恐竜学部生が住むマンションの名前と室名に反響
白亜紀ダイナ荘は、北陸銀行(富山県富山市)と大北久保建設(福井県勝山市)が連携して進める「勝山応援プロジェクト」の一環として建設中の学生マンション。福井県立大学では、2025年4月に国内初の恐竜学部を開設することになり、同学部に在籍する学生が暮らすにふさわしいマンション名を、仮称として設定しています。
大北久保建設の公式ホームページによると、マンション名は「勝山市で発掘されている恐竜化石が白亜紀時代からジュラ紀時代」であることと、有名な“トキワ荘”のポジティブなイメージから「令和の時代でも人生においてかけがえのない学生生活をこのマンションで過ごしてほしい」との願いを込めて名付けたとのこと。
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また室名(部屋名)は一般的な数字ではなく、あくまで構想段階ですが「ティラノサウルス」や「ステゴサウルス」といった恐竜の名前にする予定だとも書かれています。もしかしたら「住所に恐竜の名前が書けるマンション」になるかもしれませんね。
●インパクトのある室名に「意味なくハガキ送りたすぎる」の声
白亜紀ダイナ荘をXユーザーのy70さんが「友達作って意味なくハガキ送りたすぎるだろ」とポストしたところ、約12万件のいいねを集めるほど拡散され、「可愛いすぎて住みたい!」「こんなすてきなことを考える大人が世の中にいてうれしい」「ティラノサウルスが人気で家賃高くなりそう」などと反響を呼びました。
一方で室名に関しては「配達する人が部屋を間違えそう」「荷物届ける時部屋探せなくなりそうだからちゃんと年代毎順番に並べといて欲しい」などの反応もみられ、ほかにも各種Webサイトで住所を入力する場面で文字数制限に引っかかりそうといった声など、そういった面も「ちゃんと考慮した方が良い」との意見も寄せられています。
ちなみに、白亜紀ダイナ荘の建物は3階建てとなり、1階に「北陸銀行 勝山支店」が出店する予定。利便性やセキュリティなどの面でも魅力がありそうな物件、入居開始予定は2026年3月となっています。
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物議のストリートピアノ撤去完了(写真:ORICON NEWS)122
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