限定公開( 1 )
新世代のグラフィックスカードの販売状況は少しずつ平常通りに近づいているようだ。今週はいくつかの店舗でGeForce RTX 5080カードや同RTX 5070 Tiカードの店頭扱いが行われた。
●GeForce RTX 5090とRadeon RX 9070 XTはなお入手困難
例えば、TSUKUMO eX.ではハイエンド級カードのショーケースが久しぶりに埋まっており、Radeon RX 9070カードも先週以上に豊富に並んでいる。
ドスパラ秋葉原本店は「GeForce RTX 5090とRadeon RX 9070 XTカードはまだ厳しい状況ですが、それ以外は割と供給されるようになりました。型番指定でなければ入手しやすくなっていると思います」という。
|
|
ただ、まだ警戒するショップも少なくない。新GPU搭載カードの店頭販売をいまだ控えているショップは「毎朝、入荷状況を見に来られる方は何人かいらっしゃいます。また、まとまった数量が再入荷されるようになってきたとはいえ、まだ安定はしていないので、総合的に判断していきたいと思います」と話していた。
流動的な状況といえるが、新年度に向けて自作しやすい環境に近づいているのは確かだ。
●「暗証番号忘れたからサインで」は廃止――注意ポスターが広がる
グラフィックスカード売り場の他にも、レジ前の景色に少し変化が見られた。クレジットカード支払いに関する注意を喚起するポスターを貼るショップが一部で見られるようになっている。
日本クレジットカード協会がリリースしたもので、2025年4月以降、ICチップ付きのクレジッカードは暗証番号の入力がないと原則使えなくなる、と伝えている。
|
|
これまでは、暗証番号を忘れてもカード持ち主の署名(PINバイパス)によって買い物ができたが、4月以降はその方法が使えなくなる。
売り場では特に混乱は起きていない様子だが、「4月以降はつまずいてしまうケースがちょくちょく出てくるかも。複数のカードを持っている人が、どれがどのパスワードか間違えてしまって、結局署名を選ぶというケースがこれまでよくあったので」(某ショップ)といった声も聞いた。
パソコンSHOPアークは「クレジットカード決済を使わずにいて、暗証番号を忘れがちな人はこれを機に改めて確認するといいかなと思います」と話していた。少しでも不安を感じた人は3月中にチェックしておこう。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. All rights reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。
「見るに堪えなかった」亡くなった竹内元県議の妻が語った苦悩、誹謗中傷“選挙動画”の拡散を検証【報道特集】(写真:TBS NEWS DIG)4