藤懸貴志騎手が波乱演出するか フラワーCで自身2つ目のタイトル狙う

0

2025年03月22日 07:30  netkeiba

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

netkeiba

藤懸貴志騎手(c)netkeiba
 デビュー15年目の藤懸貴志騎手が、フラワーカップ(3歳牝・GIII・芝1800m)のハギノピアチェーレ(牝3、栗東・高野友和厩舎)で4年ぶりの重賞2勝目を狙う。

 藤懸騎手は11年デビューの32歳。怪我もあって年間10勝前後の成績が続いていたが、23年は自己最多となる20勝、24年は自己2位タイとなる16勝をマーク。親しみやすい性格や熱心に調教をつける姿勢、何よりも確かな騎乗技術が評価されて、多くの関係者の信頼を集めている。今年はここまで2勝だが、3番人気と7番人気で勝利、さらに16番人気での2着が2回あるなど、穴党の心強い味方となっている。

 フラワーCのパートナーはハギノピアチェーレだ。自らが騎乗した2月の京都の新馬は、マイペースの逃げから二枚腰を発揮しての逃げ切り。展開利があったのは確かだが、猛追してきた2着馬をしっかりと凌いだこと、そしてラスト2Fが12秒2→11秒7の加速ラップだったことから判断して、相当なポテンシャルの持ち主かも。キャリア1戦での重賞チャレンジは楽ではないが、勝ち負けになっても不思議はない。

 藤懸騎手にとっては60回目のJRA重賞チャレンジとなる。21年のマーメイドSのシャムロックヒル以来、4年ぶりの2勝目となるか。多くの穴党を、そして藤懸ファンを喜ばせる激走を見せてほしい。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定