



マナミが楽しみにしているので、私はリュウジに連絡して「次こそは遊園地ね」と念を押しました。子どもたちがこれ以上父親に失望することがないようにと願ったのです。しかし次の面会の日、時間に遅れてきたリュウジはまたもや……。



実家にいったリュウジはどうせお酒を飲みはじめ、酔っ払って寝てしまうのでしょう。夜8時頃に「まだ帰してもらえそうにない」とカナタから連絡を受けた私は、こちらから義実家へ迎えにいきます。すると玄関先に義母が出てきました。


義母との関係は、離婚の話が出たことをきっかけに一気に悪化しました。いまだに離婚できないのは金銭面で揉めているからです。義母は「建てた家のローンもあるのに、出ていく方が悪い」と主張。けれどまだ小中学生の子どもが2人いるのに、養育費がたったの月2万円というのは少なすぎます。
子どもたちには父親と会う権利がありますし、ずっと我慢して養育費に関する話し合いを続けてきました。けれどリュウジは不誠実きわまりないし、毎回こんな思いをさせられるのはあまりにも理不尽です。子どもたちのために私は、行動を起こさなければいけないのかもしれません。
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原案・ママスタ 脚本・今淵凛 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子