『御上先生』難役演じ絶賛の若手女優 転機となった神田沙也加さんとの出会い

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2025年03月22日 11:10  web女性自身

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3月26日にいよいよ最終回を迎えるTBS日曜劇場『御上先生』。



文科省から教師として私立高校「隣徳学院」に派遣された主人公・御上孝が、教育界にはびこる問題に切り込む社会派ドラマで、主演・松坂桃李(36)をはじめとする実力派俳優のほか、オーディションで選ばれた生徒を演じる総勢29人のキャストの演技も話題だ



そのなかでも、ひと際注目を集めるのが、御上が受け持つ3年2組の女子生徒・椎葉春乃を演じる吉柳咲良(20)だ。特に、3月3日放送の第7話では、生理用品を万引きした椎葉が、経済的に困窮し、アルバイトをかけ持ちしながら、祖父母の介護に疲弊しているという複雑な事情にスポットが当てられ、Xでは吉柳の演技を絶賛する声が上がっていた。



《7話でフューチャーされた椎葉春乃役の吉柳咲良さん、難しい感情が入った長尺のセリフを見事なまでに演じ切った》
《吉柳咲良ちゃんの演技、すごいな…引き込まれる(御上先生7話)》
《7話。吉柳咲良さんが凄い役者さんなのは知ってたけど、その期待をさらに超えてて鳥肌だった。》



さらに、吉柳は公開中の実写映画『白雪姫』で、主人公を演じる米俳優レイチェル・ゼグラー(23)の吹き替えも担当しており、ネクストブレイク筆頭候補だ。



確かな実力を裏付けているのが彼女の経歴だ。’16年に「第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを獲得すると、翌年に中学1年生で俳優デビューを果たし、様々な映画やドラマ出演を経て、昨年は連続テレビ小説『ブギウギ』、大河ドラマ『光る君へ』といった話題作にも次々と出演している。



そんな吉柳の俳優デビュー作にしていきなり主演に抜擢されたのが、’17年に上演された『ピーターパン』の舞台。そこで、その後の俳優人生に大きな影響を与える、運命的な出会いを果たす。’21年に35歳の若さでこの世を去った神田沙也加さんだ。



「舞台版ピーター・パンの主演といえば、これまで榊原郁恵さんや高畑充希さんが務めており、若手女優の登竜門として知られています。吉柳さんは10代目ピーターパンとしてデビューし、ダーリング家の長女・ウェンディ役の沙也加さんと初共演。当時、沙也加さんは共演に際し、吉柳さんが力を出し切れるが環境を作りたいと話していたほか、吉柳さんを『中性的な魅力がある』『吸収力がすごい』とべた褒めしていました。



吉柳さんは今年3月17日配信の『シネマトゥデイ』のインタビューで、ミュージカルの世界で活躍する沙也加さんとの出会いが転機になったと告白。沙也加さんが演じた『アナと雪の女王』のアナ役での歌声に感銘を受けたそうで、《次に会ったとき『成長したね』と言ってもらいたい思いがあったから、頑張れたんです》ともコメントしています。



実際、吉柳さんが『ブギウギ』でスター歌手・水城アユミ役を演じた際、その歌唱力は注目を集めていました。沙也加さんの存在が吉柳さんのキャリアに与えた影響はとても大きいのではないでしょうか」(舞台関係者)



神田さんに認められた“吸収力”を武器に、今後さらなる飛躍に期待がかかる。

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