
■第100回競泳日本選手権 女子50mバタフライ決勝(22日、東京アクアティクスセンター)
7月に行われる世界選手権の代表選考を兼ねた競泳・日本選手権3日目。女子50mバタフライ決勝に臨んだ池江璃花子(24、横浜ゴム)が25秒41をマークして優勝した。世界水泳連盟が定める参加標準記録(26秒23)を突破し上位2名に入ったため、世界選手権の日本代表に内定した。池江は100mバタフライに続き2種目での日本代表入りとなった。
池江はこの日、午前中に100m自由形と50mバタフライの予選を泳いだ。50mバタフライでは25秒65をマークし、全体の1位で通過。100m自由形の決勝は棄権し、この日3レース目となる女子50mバタフライ決勝に挑んだ。
水面に浮き上がった時点では2番手だった池江だが、泳ぎ出すとトップに浮上し、そのまま1位でフィニッシュした。レース後、池江は「このタイムではメダルを狙える記録ではないと思うので、この後は日本記録を見据えつつ、しっかり自分の持ち味をいかせるようないいレースができたらなと思います」と、7月の世界選手権を見据えた。今大会、池江は50m自由形、100m自由形、50mバタフライ、100mバタフライにエントリーしている。
2位に入ったのは、パリオリンピック™7位入賞の平井瑞希(18、アリーナつきみ野SC)。25秒98をマークし、こちらも100mに続き世界選手権代表に内定した。
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