<競泳:日本選手権>◇第3日◇22日◇東京アクアティクスセンター◇女子50メートルバタフライ決勝
池江璃花子(24=横浜ゴム)が100メートルに続く、2種目目の世界選手権(7月、シンガポール)代表に内定した。
大会前から注力してきた50メートルは25秒41で優勝。世界選手権の派遣標準記録26秒23を突破した。2種目目の代表内定を勝ち取りながらも「悔しい7割、うれしい3割」と振り返った。
こだわるからこそ、悔しさがにじんだ。
午前の予選を息継ぎ1回の25秒65でトップ通過。近年の五輪や世界選手権の表彰台相当25秒32を目標に設定し、決勝は息継ぎなしで泳いだ。それでも0秒09届かず「最後、どうしても『速く泳ぎたい』という気持ちで空回りしてしまった」と悔やんだ。
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今季の大一番は約4カ月後にやってくる。タイムの安定には自信が芽生えた。
「今年の世界選手権は、割とメダルのチャンスがある。やっとスタート台に建てたと思う。どう泳ぐのがベストなのかを探りながら取り組みたい」
自分を信じて、夏に向かう。【松本航】
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