【競泳】池江璃花子の手応え「今年はメダルのチャンスがある」50バタで2種目目の世界選手権

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2025年03月22日 19:14  日刊スポーツ

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女子50メートルバタフライで世界選手権代表内定を決め、記念撮影に臨む池江(右)と平井(撮影・河田真司)

<競泳:日本選手権>◇第3日◇22日◇東京アクアティクスセンター◇女子50メートルバタフライ決勝



池江璃花子(24=横浜ゴム)が100メートルに続く、2種目目の世界選手権(7月、シンガポール)代表に内定した。


大会前から注力してきた50メートルは25秒41で優勝。世界選手権の派遣標準記録26秒23を突破した。2種目目の代表内定を勝ち取りながらも「悔しい7割、うれしい3割」と振り返った。


こだわるからこそ、悔しさがにじんだ。


午前の予選を息継ぎ1回の25秒65でトップ通過。近年の五輪や世界選手権の表彰台相当25秒32を目標に設定し、決勝は息継ぎなしで泳いだ。それでも0秒09届かず「最後、どうしても『速く泳ぎたい』という気持ちで空回りしてしまった」と悔やんだ。


今季の大一番は約4カ月後にやってくる。タイムの安定には自信が芽生えた。


「今年の世界選手権は、割とメダルのチャンスがある。やっとスタート台に建てたと思う。どう泳ぐのがベストなのかを探りながら取り組みたい」


自分を信じて、夏に向かう。【松本航】

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