田中希実、女子3000mで8分47秒93の10位 レース終盤までトップの力走も守り切れず後退【世界室内陸上】

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2025年03月22日 20:47  TBS NEWS DIG

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■世界室内陸上競技選手権大会 2日目(日本時間22日、中国・南京)

室内陸上世界No.1を決める「世界室内陸上競技選手権大会」の大会2日目、女子3000m決勝に日本記録保持者(8分33秒52)の田中希実(25、New Balance)が出場し、8分47秒93の10位に終わった。

今年9月に開催される東京2025世界陸上の出場権を獲得するための競技会に位置づけられている今大会。田中は1000m通過時点まで2番手につけると1300m手前でトップに立った。レース後半もペースを落とさず2000m通過後もトップをキープ。しかし残り2周を切ったところで他選手のラストスパートについていけず後退した。田中は8分47秒93の10位でフィニッシュ。優勝はエチオピアのフレウェイニ・ハイル(24)が8分37秒21で頂点に立った。

レース後田中は「とにかく走ってみないとわからない状況だった。ハイル選手ばかりが引っ張っていくのは良くない流れ。勝負の場で気遣いとかはいらないと思うけど自分の中でそこで控えているようだったらいつまでたっても彼女の前には出られないと思ったので今日は自分がその時やりたい事をやってみることを意識した」と振り返った。

3大会連続出場となった田中は前回大会(イギリス・グラスゴー)で8分36秒03をマークし8位に入賞している。1月31日(現地時間)にアメリカで行われた室内ツアー初戦の1000mでは2分39秒06の日本新記録で優勝。その後も1マイル(4分28秒54)、3000m(8分33秒52)、5000m(14分51秒26)といずれも日本新記録を更新する快走を見せている。

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