マジョルカFW浅野拓磨、新天地での充実ぶりを明かす「このチームはまるで家族のようで本当に居心地がいい」

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2025年03月22日 21:58  サッカーキング

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マジョルカに所属する浅野拓磨 [写真]=Getty Images
 マジョルカに所属する日本代表FW浅野拓磨がスペインで過ごす日々の充実ぶりを語った。22日、スペイン紙『マルカ』が同クラブメディアのインタビューを引用して伝えている。

 現在30歳の浅野は、2013年にサンフレッチェ広島へと入団してプロキャリアをスタートした。2016年7月にはプレミアリーグの名門アーセナルに完全移籍するが、労働許可が下りずシュトゥットガルトとハノーファーへのレンタル移籍を経験。パルチザンでプレーした後、2021年6月にボーフムに完全移籍で加入した。新天地ではすぐさま主力に定着すると、公式戦90試合に出場し、14ゴール7アシストを記録。在籍3年目の昨シーズンは7ゴールをマークしてクラブの1部残留に貢献したが、昨年5月にボーフムからの退団が決まった。

 迎えた今シーズンはマジョルカでプレーする浅野。昨年10月からは負傷による離脱を強いられたものの、現在は右のアタッカーとして定位置を確保しており、ここまで公式戦19試合出場2ゴールを挙げている。

 そんな浅野がスペインでの日々について言及。ロッカールームでは「タク」の愛称で親しまれる日本人ストライカーは、「ここに来られてとても嬉しいです。マジョルカのすべてが好きです。チームも素晴らしいですし、美しい街で気候も最高です。そして、食べ物も本当に美味しいですね」と充実ぶりを表現した。

 また、ラ・リーガへの適応について問われると、「ドイツでは6年間ブンデスリーガでプレーしていました。スペインのサッカーはそれとは違いますが、ドイツのリーグに慣れていたとはいえ、スペインに来れば自分に合うだろうと思っていました」と説明。「そして、実際に来てみてそれを確信しました。ラ・リーガでプレーするのはとても気持ちがいいです。サッカーのスタイルは大きく異なりますが、しっかり適応できたと思います」と手応えを明かしている。

 一方、「けがをして長い間プレーできませんでしたが、今はもっとゴールやプレーでチームを助けなければと思っています。より貢献しなければいけないと感じていました」とハムストリングの負傷により経験した離脱期間を回想。続けて「今は少しリラックスできるようになり、チームのより良い順位獲得に貢献できると感じています」と力強く語った。

 さらに、マジョルカへの適応に対しては「チームにはすぐに馴染めたと思います。仲間とはよく話しますし、ピッチ内だけでなく、ピッチの外でも一緒に食事に行ったりしています」と告白。「このチームはまるで家族のようで本当に居心地がいいです。チームメイトにはとても感謝しています」と口にしている。

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