阪神大賞典で復活を狙うブローザホーン(撮影:下野雄規) 3月23日(日)は中山・阪神・中京の3場開催となっている。
■阪神大賞典でブローザホーンが復活を狙う
阪神11Rは芝3000mの阪神大賞典(GII)。ブローザホーンは昨年の宝塚記念を制し、天皇賞(春)でも2着に好走した実力馬。近3走は掲示板外に沈んだが、得意の長距離戦で再びGI馬の貫禄を見せたいところだ。対するは菊花賞4着、前走の日経新春杯でも2着のショウナンラプンタ、豪G1・メルボルンCで2着の実績を持つワープスピードなど。
■愛知杯は久々もスウィープフィートが実績上位
中京11Rは芝1400mの愛知杯(GIII)。スウィープフィートは昨春のオークス6着以来、中43週での実戦となるが、桜花賞4着、チューリップ賞勝ちの実績はここでは断然。距離短縮は歓迎で、久々でもこの馬が中心となりそうだ。対するは前走シルクロードSで10番人気の低評価ながら2着のグランテスト、同じくシルクロードSで4着の快速馬カピリナなど。
■千葉Sは実績上位のサンライズアムールに注目
中山11Rはダート1200mの千葉S(OP)。サンライズアムールは前走のカペラSで4着だったが、昨秋には同舞台のながつきSを快勝している。休養明けも問題なく、中山巧者ぶりを再度発揮し巻き返しが期待される。対するは前走のジャニュアリーSを14番人気で制したジャスパーゴールド、前走の令月Sで2着のインユアパレスなど。
■スピカSはアドマイヤマツリがクラス突破を狙う
中山10Rは芝1800mのスピカS(3勝)。アドマイヤマツリは新馬戦以外は6戦で連対を外していない。休み明けの前走の初音Sではクビ差2着で連勝は3で止まったが、ひと叩きされたここは決めてOP入りしたいところだ。対するは、同じ初音Sで3着に粘った先行力のあるキュクヌス、初富士Sで11番人気ながら2着に入ったルクスビッグスターなど。
■ダート適性を見せたジャスティンアースが鳴門Sで連勝を狙う
阪神10Rはダート1400mの鳴門S(3勝)。ジャスティンアースは前走同距離の2勝クラスを5馬身差で圧勝。初ダートで適性の高さを見せつけた。昇級の壁はなさそうで、ここも好勝負必至だろう。対するは河原町Sで3着に健闘したタマモダイジョッキ、近走不振も昨年のこのレースで3着の実績があるペプチドタイガーなど。
■フローラルウォーク賞はGIIで健闘のザラタンが中心
中京9Rは芝1600mのフローラルウォーク賞(3歳・1勝)。ザラタンは前走のチューリップ賞で4着と健闘。1戦ごとに力を付けていて、ここで2勝目を目指す。対するは新馬戦を圧勝したフランケル産駒のフランクスピードなど。
■中山6Rでアパパネの仔アマキヒが2勝目を目指す
中山6Rは芝2000mの3歳1勝クラス。名牝アパパネの仔アマキヒは、2400mの前走で力のあるところを見せた。ここに入れば力上位で、2勝目を目指す。対するは同条件の新馬戦を快勝したスモーキーゴッドなど。
■鎌ヶ谷特別でペリファーニアが復帰
中山9Rは芝1600mの鎌ヶ谷特別(2勝)。ペリファーニアはエフフォーリアの半妹という良血馬で、自身も桜花賞で3着という実績馬。休み明けでフレッシュな状態で臨むここは3勝目が期待される。対するは立て直されて巻き返しが期待されるホウオウシェリーなど。
■横山和生騎手のバースデー
23日は横山和生騎手の32歳のバースデー。当日は阪神で5鞍に騎乗する。
■地方競馬で2重賞
・水沢競馬場では18時15分にあやめ賞(重賞)が行われ、JRAから再転入となるフタイテンホイールなどが出走する。
・佐賀競馬場では18時05分にネクストスター西日本(重賞)が行われ、無傷3連勝で重賞連勝中のミトノドリームなどが出走する。