“眠れる森の美女”走高跳マフチクは銅メダル 2大会ぶりの女王奪還ならず 優勝は豪州のオリスラガース【世界室内陸上】

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2025年03月23日 14:23  TBS NEWS DIG

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■世界室内陸上競技選手権大会 最終日(日本時間23日、中国・南京)

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女子走高跳決勝が行われ世界記録保持者のY.マフチク(23、ウクライナ)が1m95で銅メダルを獲得。22年のセルビア大会以来となる2大会ぶりの優勝はならなかった。優勝はオーストラリアのN.オリスラガース(28)が1m97で連覇を達成した。

昨年のパリオリンピック™で試技の合間に寝袋で休む姿が“眠れる森の美女”と注目されたマフチク。最初の1m85をパスし、1m89をクリアすると再び1m92をパスし横になって次の出番を待った。そして1m95をクリアしたが続く1m97が失敗し、2回目をパス。1m99は跳ぶタイミングがバーに近く2回とも失敗し、記録は1m95にとどまった。今シーズンは2月にマークした2m01が最高。

優勝争いは1m97の高さをクリアしたオリスラガースとE.パタソン(28)のオーストラリア勢の2人。バーの高さ1m99を2人とも失敗したが、オリスラガースはここまですべて1回で成功。一方のパタソンが1m92を1回失敗していたため優勝は前回覇者のオリスラガースに決まった。

パリ五輪ではマフチクが金メダル、オリスラガースが銀メダル、パタソンが銅メダルと表彰台を争った。9月の東京世界陸上でもこの3人の争いが予想される。

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