衣服標本家 長谷川彰良が「DEATHファッション展」を開催 危険性を伴った19世紀のドレスにフォーカス
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2025年03月23日 15:01 Fashionsnap.com

写真 衣服標本家の長谷川彰良が、展覧会「DEATHファッション展 〜19世紀の危険な洋服と知られざる美の構造〜」を開催する。会場は東京・渋谷のギャラリー大和田で、期間は4月18日から5月14日まで。
会場では、19世紀のドレスを中心に展示。19世紀初頭のシュミーズドレスは極薄のコットン生地で作られていたことから、多くの女性が寒さで肺炎になり命を落としたと言われているという。19世紀半ばのクリノリンドレスは、合成染料の発展により鮮やかな色彩を実現したが、中にはヒ素由来の染料もあったことから中毒症状を引き起こす原因になった。19世紀末の乗馬服であるライディングハビットは、横乗り乗馬という不安定な姿勢による落馬事故があったと言われている。同展では、そういったドレスの危険性を紹介するほか、それぞれの洋服の構造に着目することで美の変遷を辿る。
◾️DEATHファッション展〜19世紀の危険な洋服と知られざる美の構造〜会期:2025年4月18日(金)〜5月14日(水)会場:ギャラリー大和田住所:東京都渋谷区桜丘町23-21 渋谷区文化総合センター 大和田 2階時間:13:00〜20:00(最終日のみ 13:00〜15:00)入場料:早割り3900円/前売り4900円/当日6000円※展示期間中の再入場は何度でも無料、中学生以下無料公式サイト
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