【飛び込み】パリ銀の玉井陸斗“二刀流V”シンクロも始めた理由とは「個人と違って…」

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2025年03月23日 16:00  日刊スポーツ

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男子10メートルシンクロナイズド優勝の玉井(右)と大久保(撮影・河田真司)

<飛び込み:翼ジャパン・カップ>◇最終日◇23日◇東京アクアティクスセンター



男子高飛び込みで24年パリ五輪(オリンピック)銀メダルの玉井陸斗(18=JSS宝塚)が、個人とシンクロで2冠を達成した。


先に行われた個人の高飛び込みでは516・65点で優勝。続く男子シンクロ高飛び込みでも大久保柊(昭和化学工業)と組んだ初めての実戦で、415・92点で頂点に立った。


シンクロはパリ五輪後の24年10月から始めたという。二刀流に挑戦することにより「国際大会ではシンクロが個人より先にある。そこで試合に慣れるのもそうですし、シンクロは個人と違ってパートナーがいるので安心感、心強さがある。リラックスした状態でシンクロに出て、メダルを目指しながらも試合に慣れて、個人でもいい演技ができるようにしたいです」と狙いを明かした。


7月の世界選手権(シンガポール)では、個人で悲願の金メダル、シンクロでも表彰台を目標に掲げる。個人での世界一に向けて「安定性がまだまだ足りない。どの種目も9点以上を出せるようになれば、メダルは近い。安定性を上げていきたいのと同時に、入水のキレだったり、細かい美しさを、より磨いていければいいと思います」と誓った。【松本航】

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