岡田将生、2度目の村上春樹氏作品出演も解釈難しく「いまだに頭でぐるぐる回っている」

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2025年03月24日 05:01  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

NHK土曜ドラマ「地震のあとで」完成試写会に出席した岡田将生

俳優岡田将生(35)がこのほど、都内でNHKドラマ「地震のあとで」(4月5日開始、土曜午後10時)完成試写会に出席した。


作家村上春樹氏が著した4作の短編を連続ドラマ化。阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件、東日本大震災、コロナ禍と4つの出来事を題材とし、人間社会を襲う圧倒的な暴力とその影響を描く。


岡田は阪神・淡路大震災が題材の第1話に出演。東京で震災の報道を見たことをきっかけに妻に失踪され、奇妙な旅に導かれる男、小村を演じる。震災当時はまだ幼く記憶にはないとしつつ「年月がたっても地震は人間ひとりひとりをこんなにも揺らしているのかと感じた」と震災の影響の大きさを実感したという。


村上氏の作品に出演するのは2度目となるが「撮影期間は昨年の夏前でしたけど、まだすべてを理解できていない。いまだに頭でぐるぐる回っている」と作品の解釈の難しさを語った。それでも「村上春樹さんの作品には答えがない。役とともにこの先に何があるのか、どこに行き着くのかを見据えて、どこまで自分を保てるかを考えながら撮影に臨みました。人が見えるまでに時間がかかるので、より台本と向き合う時間が長かったですし、その分特別な作品になりました」と明かした。


さらに「村上春樹さんの作品だからこそやりたいという思いもありました。人生とは、人とは何かを自分に問いかけてくれる作品だと思います。みなさんがどう思うのか、どう見るのか。新しいドラマになっています」とアピールした。


橋本愛(29)唐田えりか(27)も出席。

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