『アイシー』波瑠、難役を演じ切り万感の思い「こんなに笑わない役ってなかなかない」 山本耕史、森本慎太郎らも撮了【コメントあり】

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2025年03月24日 07:30  ORICON NEWS

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『アイシー〜瞬間記憶捜査・柊班〜』クランアップを迎えた出演陣(C)フジテレビ
 俳優の波瑠が主演を務めるフジテレビ火9ドラマ『アイシー〜瞬間記憶捜査・柊班〜』(毎週火曜 後9:00)の最終話(25日放送)を前に、キャスト陣が約4ヶ月間の撮影を終え、クランアップを迎えた。

【写真】柊班最後の砦となった森本慎太郎&倉悠貴

 本作は、“カメラアイ”と呼ばれる瞬間記憶能力を持つ女性刑事・柊氷月(ひいらぎ・ひづき/波瑠)が、忘れたくても忘れられない過去と向き合いながら、土屋健次郎(山本耕史)、穂村正吾(森本慎太郎)、木皿啓介(倉悠貴)、瑞江律(柏木悠)ら、クセのある【柊班】の刑事たちとともに事件解決に奮闘していく新感覚の刑事ドラマ。

 主人公・氷月を演じた波瑠は、小金井署の取調室でのある重要なシーンでクランクアップ。「我らが主任・柊氷月役、波瑠さん本編オールアップです!」の声が上がると、スタッフ・キャスト一同から大きな拍手が。波瑠は、「約4か月本当にお疲れ様でした!」とあいさつ。心に大きな傷を持つ刑事・氷月を演じたことについては、「クランクイン前に監督から“(撮影は)つらい期間になると思う”と言われて。こんなに笑わない役ってなかなかないと思う」と、難しさを感じたこともあったという。しかし、「柊班というあたたかい仲間たちに恵まれて、時々楽しくなりすぎないように自分を(役に)引き戻した」と語り、座長として挑んだ撮影期間を振り返った。

 柊班のまとめ役・土屋を演じた山本は、波瑠とともに小金井署の取調室のシーンでクランクアップ。氷月とバディのように事件捜査をしながらも、実は、危険人物とみなされていた氷月を内偵していた土屋。氷月を見守っているのか監視しているのか…緊張感のある演技に毎話注目が集まっていた山本は、「最後の撮影が、(『アイシー』らしい)このシーンで良かったです!」とあいさつ。また、「波瑠さんが主演として場をギュッと締める分、僕は逆にスッと緩める役割でした(笑)」と話し、シリアスなシーンの撮影裏では、現場の雰囲気の良さがうかがえるようなコメントで撮影を終えた。

 柊班の熱血刑事・穂村を演じた森本も、波瑠や山本とは別日の別シーンではあるが、小金井署の取調室のシーンでクランクアップ。第1話で登場した時から、どんなことにも正面突破する気質の熱血ぶりをみせていたが、物語終盤につれて、そのアツさと真っ直ぐさで柊班のメンバーを励ますような存在となった穂村。スタッフからの拍手に包まれた森本は、「思い返すと、新たに経験したこと、勉強になったことがたくさんあって、この『アイシー』が今後の自分の人生の糧(かて)になるだろうと思っています。ありがとうございました!」と感謝の言葉を述べた。

 頭脳派のサイバー刑事・木皿を演じた倉は、森本と同シーンの小金井署・取調室でクランクアップ。倉は、「無事に撮影が終わってホッとしています」とあいさつ。数々のドラマや映画に出演する倉だが、「こんなにがっつりレギュラーでドラマに出演するのが初めてだった」と、自身にとって挑戦であったことを話した。物語の後半では、殉職した瑞江の分まで、と強くなった木皿に、「木皿が覚醒!」とSNS等で騒がれるほどに話題となった。クランクアップの花束を渡す佐藤監督から「大好きです!」とコメントされるほど、息の合ったやりとりで本作の現場を卒業した。

 新人刑事・瑞江を演じた柏木は、雑居ビル付近のある事件現場のシーンでクランクアップ。第3話で殉職してしまう役の柏木は、「皆さんよりひと足早くアップさせていただきました!」と、柊班メンバー全員に囲まれた中であいさつ。「初めての刑事役。すごく刺激になりましたし、とても楽しかったです!」と瑞江の役どころさながら元気にコメントし、充実した撮影の日々を振り返った。最後に柏木は、「また元気な姿でご一緒させていただけるよう頑張ります!」と締めくくり、また撮影で再会することを約束し撮影を終えた。

 そして、『アイシー〜瞬間記憶捜査・柊班〜』最終話は、いよいよ明日3月25日(火)21時〜放送!第9話は、氷月は土屋らが見守る中、単独で父親・夏見(杉本哲太)と対峙し、銃口を向けていた。果たして、夏見は本当に犯人なのか?氷月は引き金を引いてしまうのか?そして柊班の結末は。

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