板垣李光人&中島裕翔主演『秘密』最終章へ 眞島秀和“元捜査員”が再登場「すごく引っかかるような役柄」

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2025年03月24日 08:00  ORICON NEWS

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『秘密〜THE TOP SECRET〜』第9話より (C)カンテレ
 俳優の板垣李光人と中島裕翔がW主演するカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『秘密〜THE TOP SECRET〜』(毎週月曜 後10:00)の第9話が、24日放送される。このほど第8話のあらすじと場面写真が公開された。クライマックスに突入するなか、出演の眞島秀和から見どころコメントが到着した。

【写真】秘密を明かされ、耳を赤くして照れる板垣李光人

 本作は、科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”を舞台に、死者の生前記憶を映像で再現できる特殊なMRI技術を用いて、解決不可能とされていた事件の真相を解き明かしていくヒューマンサスペンス。凶悪・重大犯罪において、被害者および犯人死亡の際、その脳を特殊なMRIスキャナーにかけ、生前の記憶を映像化する「MRI捜査」を行う。

 第9話は10話、11話へと続く最終章への幕開け。薪は自分だけが知る“秘密”を巡って命を狙われる事態に陥るが、自分以外の人間に危害が及ぶのを恐れ、第九のメンバーと秘密を共有することを拒む。そうした中、連続殺人犯の貝沼清孝(國村隼)のMRI映像を見たあと、錯乱状態になり療養していたはずの第九の元捜査員・瀧本幹生(眞島)が薪の前に現れる。なぜ瀧本は再び第九に戻ってきたのか…。

■眞島秀和インタビューコメント

――第2話からの再びの登場ですがどんな心境でしょうか?

また出演できる、どういう形で出るのかを楽しみにしていました。いざ台本を読んで「こう来たか」という思いですね。これは大変だなと思いました。

――久々に戻られたドラマ『秘密』の撮影現場はいかがでしたか?

僕が抜けた後にちょうど、高橋努さん演じる岡部が登場してきますが、ワンクール撮影をしてきた連ドラの「チーム感」というのが出ていました。自分の役柄も含めて、そこに積極的になじんでいかない方がむしろいいのかな、という風に皆さんを眺めていました。瀧本の(第九への)戻り方が、いったい何を考えているのかよくわからない、という風になっています。そこが瀧本という役の底知れなさでもあり、そこが何か面白さとなって視聴者のみなさまに伝わればいいなと思っています。9話の台本では瀧本は読めない人間として描かれていて、何を抱えているのかよくわからない、すごく引っかかるような役柄で描かれているので、それに沿って演じることができればと思っていました。

――板垣さん、中島さんと再び共演した印象はいかがでしょうか?

板垣さんは回を重ねるうちに、薪という役柄が成熟していると思いました。最初から板垣さんはこの役柄にまさにドンピシャの雰囲気をお持ちの方だとは思っていましたが。あと寒い季節の撮影の中で、体調を崩さず元気にやっていてよかったと思いました(笑)。中島さんは僕が途中で離脱する前に、一人二役やるという話は聞いていました。どういう演じ分けをするのか楽しみでしたが、違う人物の「味」をうまく出しているなと感じました。薪の友達としての鈴木と、薪を慕って第九に入ってきた青木の違いですね。

――眞島さんにとって瀧本はどういった人物でしょうか?

ある目的を達成するために自分というものを押し殺して生きてきた人の到着したところ、といった部分かなと思います。自分の生い立ちや家庭環境も含めて、私(わたくし)の部分を押し殺して生きてきたイメージで、瀧本を見ています。

――9話からの最終章について、みどころを教えてください。

板垣さん演じる薪がどんどん危うい、危険な状態になり限界を迎えつつある中で、僕が演じる瀧本が再登場して、さらに揺さぶりをかけていきます。薪は実はとてつもなく思慮深く、頭がよくて計算をしていて、瀧本もある目的で現れます。お互いの企みが重なっていった時に迎えるラストを、ぜひとも見てほしいなと思っています。

■第9話あらすじ

『第九』のMRI映像のサーバーに何者かが侵入しようとした痕跡が見つかる。使われたパスワードは第九のMRI技術の開発者で連続殺人犯だった貝沼(國村隼)が生きていた頃の古いものだった。さらに、それを知った薪(板垣李光人)が乗ろうとした車が爆発。車に爆弾が仕掛けられていた。青木(中島裕翔)や岡部(高橋努)は、『第九』創設以来、さまざまな重要機密を見てきた薪だけが知る“秘密”の情報を何者かが狙っているのではと考える。

一方、薪は、犯人が敢えて古いパスワードを使用したり、見つかるような爆弾を仕掛けていることから、ある人物に思い当たり、その人物に会いに病院へと向かう。

薪だけが機密情報を知っているこえに狙われると考えた青木は、最重要機密となるレベル5のデータを第九の皆で共有するべきだと進言する。しかし、薪は厳しい口調で、それを知ったことで自分の大切な人々にも危害が及ぶ可能性を考えたことがあるのか、雪子(門脇麦)に危害が及ぶ可能性を考えたことがあるのかと、青木の提案を一蹴する。

数日後、青木の母(神野三鈴)と姉(佐津川愛美)夫婦との食事会を終えた雪子は、自分が誰かに見張られていることに気づく。その頃、第九にいる薪のもとには、思いも寄らない人物が現れ…。

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