「べらぼう」12話、久保田紗友“松の井”の言葉に「粋だよ」「全部持ってかれた」など感動の声相次ぐ

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2025年03月24日 10:51  cinemacafe.net

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「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」第12回(C)NHK
横浜流星が蔦屋重三郎を演じる「べらぼう」。3月22日放送の12話を見た視聴者からは、松の井がうつせみに言った「祭に神隠しは付き物」という言葉に「松の井姐さんの粋っぷりに全部持ってかれた」など感動の声が相次いで寄せられている。

本作は江戸時代に日本のポップカルチャーの礎を築いた蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯を描いていく。蔦屋重三郎=蔦重を横浜が演じ、鳥山検校の妻となった瀬以には小芝風花。青本が人気となった鱗形屋孫兵衛に片岡愛之助。作家、発明家と様々な才能を持つ平賀源内に安田顕。うつせみが忘れられない小田新之助に井之脇海。足抜けしようとしたが失敗したうつせみに小野花梨。最高級の花魁“呼出”の松の井に久保田紗友。

浄瑠璃の人気太夫・富本豊志太夫/午之助に寛一郎。戯作者の平沢常富<朋誠堂喜三二>に尾美としのり。挿絵も文章も書ける倉橋格<恋川春町>に岡山天音といった顔ぶれが出演。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

蔦重は富本豊志太夫の直伝を売り出し、耕書堂まで足を運ぶ客も現れるが蔦重は「客が思ったより来ない」と浮かない顔をみせる。半次郎(六平直政)から青本を自分で作ればいいと提案されるが、人気の戯作者である恋川春町や朋誠堂喜三二は戯号のため、本人が誰かわからない。

そんななか蔦重は親父たちから吉原の祭を盛り上げる仕掛けを考えろと命じられるも、親父たちと対立する若木屋(本宮泰風)が一足早く俄(にわか)祭りを行うと宣言。悩む蔦重だが秋田藩藩士の平沢常富から、張り合うほうが祭は盛り上がると助言を受け、源内に祭のことを面白おかしく書いて欲しいと頼むのだが、エレキテルの売り込みに忙しい源内は「朋誠堂喜三二に頼むといい」と言うと、平沢が喜三二であることを教える…というのが今回のストーリー。

エレキテルに触れ感電して驚く富裕層の人々に「身体の悪い気が外に出ていった」と話して“どんな病も治る”と売り込む源内。その様子にSNSでは「健康器具はこの時代から胡散臭い」「源内先生、本日は怪しい健康セミナーの講師のよう」「当時はエレキテルの仕組みなんてわからないから悪い気のせいっていっても信じるよね」などの声が上がる。

蔦重は平沢に耕書堂で青本を描いてほしいと頼むが、平沢の青本は鱗形屋から出版されており断られてしまうが、大盛況となった俄祭りの最終日、改めて「“序”だけでも書いてほしい」と頼み、今度は承諾を得ることに成功する。

さらに最終日には祭に来た新之助とうつせみが再会。するとうつせみの横にいた松の井が「祭に神隠しは付き物でござんす」と言って笠を渡し「お幸せに」と言ってうつせみに新之助のもとに行くよう促す。そして新之助とうつせみは祭の喧騒にまぎれ、吉原を後にする…。

この展開にタイムライン上では「きゃーー!!!!今日の粋ーーッ!!!」「松の井花魁カッケェよ、粋だよ」「松の井姐さんの粋っぷりに全部持ってかれた」などといった感想があふれている。

【第13話あらすじ】
蔦重は鱗形屋が再び偽板の罪で捕まった知らせを受ける。一方、江戸城では意次(渡辺謙)が平蔵(中村隼人)に座頭金の実情を探るよう命じる…。
「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」はNHK総合で毎週日曜20時〜(再放送は翌週土曜13時5分〜)、BS・BSP4Kで毎週日曜18時、BSP4Kで毎週日曜12時15分から放送中。




(笠緒)

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