3連戦目はチェルシーに軍配が上がった [写真]=Getty Images ウィメンズ・スーパーリーグ(WSL/イングランド女子1部リーグ)第17節が23日に行われ、マンチェスター・シティ・ウィメンズとチェルシー・ウィメンが対戦した。
15日に行われたFA女子リーグカップ決勝は2−1でチェルシーが勝利を収めた一方、19日に行われた女子チャンピオンズリーグ(WCL)準々決勝・ファーストレグは2−0でマンチェスター・シティに軍配が上がっていた両者の対決はこれが3連戦目となった。
マンチェスター・シティではMF長谷川唯が先発に名を連ねた一方、MF大山愛笑はベンチスタートとなり、GK山下杏也加、DF清水梨紗、FW藤野あおばは欠場となった。対するチェルシーではFW浜野まいかが先発出場を果たし、この試合でも日本人対決が実現している。
試合は32分にケロリンのゴールでマンチェスター・シティが先制すると、長谷川の直接FKがクロスバーを直撃する場面もあったが、49分にアギー・ビーバー・ジョーンズが同点弾を決めると、90+1分にエリン・カスバートが頭で劇的な勝ち越しゴールを挙げ、チェルシーが2−1で逆転勝利を収めた。なお、浜野は55分まで、長谷川は80分までプレーした。
この結果、WCL準々決勝・ファーストレグで敗れたことにより、最長の無敗記録を更新する目前だったチェルシーは公式戦32試合ぶりの黒星を喫していたが、そのリベンジを達成し、5連覇中のWSLで今季も首位を快走。一方、昨季は得失点差でリーグ優勝を逃していたマンチェスター・シティにとっては手痛い黒星となり、首位チェルシーとの勝ち点差が「15」に広がる4位となっている。
次戦は27日、チェルシーのホームで行われるWCL準々決勝・セカンドレグで両者は4連戦目となる対決を迎える。
【ハイライト動画】マンチェスター・シティ・ウィメンズvsチェルシー・ウィメン