三重の夜行バス事故 運転手の死因は病死 何らかの原因で心肺停止

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2025年03月24日 19:35  毎日新聞

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毎日新聞

三重県御浜町

 三重県御浜町(みはまちょう)下市木の国道42号で、西武観光バス(埼玉県所沢市)の大型夜行バスが防風林に突っ込んだ事故で、三重県警は24日、死亡したバス運転手の橋爪悟司さん(57)=埼玉県川越市=の死因は病死だったと発表した。県警によると、司法解剖の結果、事故前に何らかの原因で心肺が停止したことが分かった。


 また、県警のその後の調べで、事故現場にバスのブレーキ痕が残っていなかったことが新たに判明。県警はバスがスピードを落とさずにセンターラインを越えて防風林に突っ込んだとみている。


 西武観光バスによると、橋爪さんに持病の報告はなく、2024年11月の定期健康診断にも問題はなかった。出発前に体調などを確認する点呼では異常が見られなかったという。


 県警は24日、さいたま市の西武観光バス営業所を自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で家宅捜索した。【渋谷雅也】



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