ケイティ・ペリー、ネット上の“ウワサ”に反応「待って、私？」

米歌手ケイティ・ペリー（40）が、ネット上の“ウワサ”に反応した。自身が、1996年に米コロラド州ボルダーの豪邸の地下室で遺体で発見された当時6歳だった美少女コンテストのビューティークイーンとして有名だったジョンベネ・ラムジーさんだというもので、ネット上の陰謀論にコメントした。

ペリーは、2月末にインスタグラムに投稿されたジョンベネさんがペリーに変身するAI生成ビデオに反応。「待って、私？」とコメントを書き込んだと、米ニューヨーク・ポスト紙が報じた。

ジョンベネさんは、クリスマスの夜に自宅から行方不明になった後、翌日に暴行され、首を絞められて亡くなっているのが自宅地下室で発見された。メディアでセンセーショナルに報じられ、両親や3歳上の兄らが被疑者として浮上するも事件発生から29年が経過した今も犯人は逮捕されておらず、数多くの陰謀論を巻き起こしてきた。

そのひとつが、ジョンベネさんは実は生存していて、その正体はペリーだというもの。生きていればジョンベネさんは35歳であることから40歳のペリーとは別人であることは明らかだが、ネットでは「ペリーはラムジー夫妻の実子で、父親が有名になるために娘の死を偽装した」などの陰謀論が出回っている。

同紙によると、このAI生成ビデオを見たユーザーからは「謎が解けた」「出生証明書を見せて」などのコメントが寄せられているという。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）