BS朝日『カーグラフィックTV』より (C)BS朝日 俳優の笹野高史(76)が、27日放送のBS朝日『カーグラフィックTV』(毎週木曜 後11:00)に出演。愛車にまつわるさまざまなエピソードを披露する。
【動画】「カッコいいなぁ」白いボディの愛車『ポルシェ911ターボS』と2ショットの笹野高史 2024年に40周年を迎えた同番組では、アニバーサリー企画として月に1回、車を愛する各界の有名人をゲストに迎え、その愛車を紹介しつつ、番組MCの松任谷正隆(72)と車にまつわるトークに花を咲かせる。
数々のドラマ・映画などで独特の存在感を発揮するベテラン俳優の笹野は、車好きとしても有名。これまでは国産車に加え『シトロエン』や『メルセデス・ベンツ』『ポルシェ』など華々しい車遍歴を誇るが、今回番組で紹介するのは自身のSNSでも話題になった純白の『ポルシェ911 ターボS』。
インスタグラムでは写真とともに「ホントに美人だわ〜」とつづるなどあふれる“ポルシェ愛”を披露しているが、その背景には、幼い頃に自宅にあった車雑誌で外車を目にしたときに「大きくなったらコレに乗りたい」と思う車の中に『ポルシェ』もあったから。さらに『ポルシェ』が自動車の自社生産を開始したのが、笹野が生まれた1948年。笹野いわく「同い年なので思い入れがある」とのこと。
笹野は、初めて『ポルシェ』に乗るようになったときのエピソードを披露。笹野がある映画に出演していたころ、主演俳優と食事をしているときに『ポルシェ』を買ったという話になり、色が白だと言うと「年をとったら派手な色にしないと」と言われ、その場で色を黄色にしたそう。
松任谷と笹野、運転には年齢を重ねたからこその不安もあるようだが、笹野は「ターボSを法定速度を守って走る爺さんになろうと思った」とのこと。これには松任谷も「すごくいいんじゃないかな」と賛同。そして、いたずらっぽく「(笹野さんにとって)ポルシェの時間ってなーに?」と問いかける。車に乗っているときの感情などを言葉にして表現することがない、と困った表情になる笹野が出したその答えとは。
41歳のころから本格的に車に乗り始め、70歳を過ぎてついに手にした『ポルシェ911 ターボS』。笹野の車への愛が、松任谷の巧みな話術によってじっくりとあぶり出されていく。