タレントのサヘル・ローズが25日、フジテレビ系「めざまし8」(月〜金曜午前8時)に出演。内閣府がまとめた富士山噴火を想定した降灰被害の報告書に対し、「不安しかない」とコメントした。
この報告書によると、火山灰は約4億9000立方メートルも降る。降灰量が30センチ以上の場合、降雨による重みも増して、木造家屋が倒壊する可能性があるとして、避難を呼びかける。このほか、鉄道や飛行機などの交通機関が止まったり、下水が詰まるとか、電気が使えなくなるなど、多くの支障が想定される。
サヘルは「ここまでストップすると想像していなかった。身動きが取れなくなってしまう。家族との連絡も取れなくなってしまう」と話した。
地震や台風への備えなら理解はできる。コメンテーターでジャーナリストの立岩陽一郎氏は「現実に被害を与えるということになると、シミュレーションが大事。行政機関は分散しないと対応できない」と危機感を募らせた。元参院議員で弁護士の元栄太一郎氏は「気になったのは、交通インフラが全部止まるから歩かなければいけない。灰が積もっているとちゃんと歩けるのだろうか。デジタル社会で全部止まると、コロナの時を上回る生活の不都合がストレスなんじゃないか。何を準備しておかなければいけないか、シミュレーションしておかないと」などと話していた。
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