馬体派記者が「負けるシーンが想像しづらい」と絶賛 本格化の兆し見せる高松宮記念出走馬とは

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2025年03月25日 20:45  netkeiba

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サトノレーヴ(3月19日撮影、(c)netkeiba)
 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が24日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。30日(日)に中京競馬場で行われる高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

 田井氏は複数頭をピックアップしたが、サトノレーヴ(牡6、美浦・堀宣行厩舎)を真っ先に挙げ、開口一番に「この馬体写真を見た時、馬体派としては予想が終わったと思った」と発言。昨年のスプリンターズSでは1番人気で7着だったが、「別馬のような筋肉の張り、瞳の輝き、毛づやの冴え、胴の伸び。当時とはコンディションに月とスッポン以上の差を感じる」と褒めちぎった。「最も容易にその差を感じられるのは前躯」と述べ、「皮膚が厚ぼったく、筋肉のメリハリが見られなかった上腕三頭筋が、今度はボディービルダーのように隆起している」と解説。「地面を捉える能力、そして蹴り上げる能力は飛躍している」と絶賛した。

 サトノレーヴは父ロードカナロア×母の父サクラバクシンオーの配合で、これは2年前覇者ファストフォースと同じ。田井氏は「この掛け合わせは大きすぎる筋肉を使いこなせるまで体が成熟するのに時間を要するため、出世は遅くなりがち」と指摘。「ファストフォースは7歳での戴冠でしたし、サトノレーヴも6歳になって本格化の感がある」と述べた。中間もしっかり乗り込まれ、シルエットも引き締まって仕上がり上々。「正直、負けるシーンが想像しづらい極上の馬体写真です」と自信を覗かせた。

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