映画『おいしくて泣くとき』公開直前ゲリライベントに参加した(左から)當真あみ、長尾謙杜、横尾初喜監督 (C)2025映画「おいしくて泣くとき」製作委員会 なにわ男子・長尾謙杜、俳優の當真あみが25日、大阪・アメリカ村で映画『おいしくて泣くとき』(4月4日公開)のゲリライベントを実施。平日、開始30分前の告知にも関わらず、アメリカ村のランドマーク・三角公園に約1000人が集結。RIBIAオープンステージに横尾初喜監督を含む3人が姿を見せると、大歓声が巻き起こった。
【写真】さ、爽やか〜!にこやかな笑顔をみせた長尾謙杜 長尾は「すごくうれしいです」と話し、當真は「こんなに来てくださると思ってなかった」と大感激。「いや〜ちょっと圧巻です。びっくりしてます」という横尾監督と共に、MCにうながされ3人全員で“たこ焼きポーズ”を披露。地元・大阪の思い出を問われた長尾は「ほぼ毎日この辺で遊んだりしていたので、ここでこうやってイベントができるのが、すごくエモい」と学生時代を懐かしみ、「おかえり〜」というファンの声に「ただいまです!ありがとう〜」と応じた。
劇中で主人公の高校生・心也を演じた長尾は「自分の学生生活を思い出しながら演じました。心也はとてもピュアで正義感が強い子なので、逆に(心也に)教わったところもありました」と撮影を回顧。長尾と當真が醸し出す自然な空気感について問われた横尾監督が「順撮りの撮影だったので、最初は初めましてで本当にぎこちない2人から始まりました」と明かすと、長尾は「(2人の距離が縮まっていく様が)いい感じで作品にも出ているんじゃないかなと思います」とコメント。當真は「長尾さんはもちろん年齢も芸歴も先輩なので、少し緊張はあったんですけど、撮影の雰囲気を和ませるためにも話しかけてくださったりしたので、本当に助けられました」と長尾へ感謝を伝えた。
そして、号泣必至の同作について、長尾は「皆さんが経験したことがあるような、初恋であったり、大切な人を想う気持ちであったりが繊細に描かれている作品。初恋の“愛”、家族からの“愛”、友情の中の“愛”…。30年間にわたるストーリーを描いていて、いろんな愛の形が見られる素敵な作品だと思います」とアピール。當真は「長尾さん演じる心也と私が演じる夕花、それぞれ抱えているものがあってあと1歩前に踏み出せない。心につっかえたものがあるんですけど、それを乗り越えていく部分がやっぱり感動ポイントかなと思います」と呼びかけた。
最後は集まったファンと一緒に「大阪〜!」「おいし泣き〜!」のコール&レスポンスで盛り上がった。
今作は、作家・森沢明夫氏が“人を純粋に想う優しさ”をまっすぐに描いた同名小説が原作。初恋、友情、突然の別れ…その30年後に別れの秘密が明かされる、一生に一度の切ないラブストーリー。
幼いころに母親を亡くした心也(長尾)と、家に居場所がない夕花(當真)。同級生の2人はひょんなことから「ひま部」を結成し、距離を縮めていくが、ある事件をきっかけに夕花は姿を消してしまう…。