写真情報番組「めざましテレビ」(フジテレビ系)の2025年度テーマソングに、ロックバンド・SUPER BEAVERが決定した。書き下ろしの新曲「主人公」が起用される。
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「めざましテレビ」は、1日の始まりとなる朝の大切な時間を“明るく爽やかに視聴者の皆さんと一緒に過ごしたい”というコンセプトで、ニュース、エンタメ、スポーツはもちろん、社会現象からトレンドまで、幅広い情報を届ける朝の情報番組。この春、32年目に突入し、3月31日からは番組史上初めて8時台に枠を拡大して放送時間を14分延長、8時14分までの放送となる。
新テーマソングとなる楽曲「主人公」は、作詞・作曲を担当した柳沢亮太が、視聴者のさまざまな朝を想像しながら作り上げた、まさに“あなた”に届く楽曲。今回は、サックス、トロンボーンなど数々の管楽器を使用し完成させた、SUPER BEAVER史上、最大編成の楽曲となっている。
メンバーの渋谷龍太は「人の数だけある人生と、それぞれが迎える朝に、自分たちの音楽が鳴るなんて思ってもみなかった。しかも、小さい頃から見ていた『めざましテレビ』で。ずっと主人公である自分ですが、誰かの物語において大切な役をもらえたなら、こんなにうれしいことはないんじゃないかって思う。『めざましテレビ』のテーマソングになります『主人公』という我々の楽曲が、あなたの朝の、ひいてはあなた自身のテーマソングになりますようにと、そんなことを思っております。朝が苦手な典型的なバンドマンである私ですが、朝が好きになるきっかけにもなりそうです。地下で生きる夜のヒーローはもう古い。これからは目指すのは地上の朝の顔だ。おはようございます!」とコメント。
柳沢亮太は「ひとりひとりの“暮らし”をテーマに制作しました。同じ“今この瞬間”も、それぞれに違う今であること。どこにいて何をしているのか、抱く気持ちも、目にするものも違う。誰かにとって絶望的な朝も、誰かにとっては人生で一番幸せな朝かもしれない。誰かが眠る頃、誰かが目を覚まし、その時間に働いている人もいる。きっともっと想像すら及んでいない事柄がたくさんあって、ひとりひとりに唯一無二の人生があり物語がある。良いことも良くないことも。自分も、あの人も、主観でしか世界を見ることはできないけれど、だからこそ互いを思いやることができたなら。この曲が自分自身を想い、同時に他者を想うきっかけの一つとなれたら嬉しいです。そしてそれが誰かの救いとなることを願って」とコメントを寄せた。
また、「めざましテレビ」のチーフプロデューサー・高橋龍平氏(フジテレビ 情報制作センター)は「この春から、番組史上初の8時14分まで拡大し、スケールアップしてお届けする『めざましテレビ』。新たな船出となる2025年度の新テーマソングを、どなたにお願いするか検討していた際にSUPER BEAVERのライブを拝見し、渋谷さんが観客一人一人を“あなた”と呼び、1対1の“私”の心に向かってダイレクトに放たれる音楽に圧倒されました。そして聴く人にやさしく寄り添う言葉、生きることを肯定する楽曲の数々に心の奥底を揺さぶられ、『ぜひSUPER BEAVERの皆さんにお願いしたい』と思いました。めざましチームとSUPER BEAVERチームの打ち合わせを経て完成した新テーマソングは『主人公』。柳沢さんが紡いだ歌詞に、渋谷さんが命を吹き込んで完成した歌は、冒頭でいきなり“救いのある日々を願った歌”と定義し、あなたが“主人公”であることをストレートに伝えてくれます。そして一人一人の悩み、小さな営みを肯定し、背中をそっと押してくれるメッセージ、4人が磨き上げてくれた音に心が沸き立ちました。まさに『めざましテレビ』をご覧いただいている“主人公”一人一人の朝の“救い”になり、心のスイッチを入れてくれる名曲が誕生したと確信しました。新テーマソングSUPER BEAVER『主人公』で始まる、新生『めざましテレビ』、どうかご期待下さい」とコメントしている。
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