大阪・関西万博の会場内に出店する「くら寿司」店舗 (C)ORICON NewS inc. 大阪・関西万博(4月13日開幕、大阪・夢洲)の会場内に出店する「くら寿司」店舗が26日、現地で公開された。「回転ベルトは、世界を一つに。」をコンセプトにした、世界最長だという約135メートルの回転ベルトがお目見えした。
【写真】“特大”のネタがあしらわれた店舗外観 「くら寿司 大阪・関西万博店」は、西ゲート「フューチャーライフゾーン」にあり、AAdoのライブが行われる屋外のEXPOアリーナ「Matsuri」や「未来の都市」パビリオンとともに、海に沿いに立地する。
同社史上最多の338座席を誇る大型店舗で、回転ベルトの長さは135メートルに及ぶ。寿司などは、特別仕様の抗菌寿司カバー「鮮度くん」をかぶせて提供。「鮮度くん」は、万博カラーの赤と青の装いで、握手してベルトを流れるような仕様となっている。
そして、万博に参加する世界の国・地域から、代表的な70種類の料理を特別メニューとして商品化。本場の味の再現にこだわり、商品化。寿司だけでなく、日本ではめったに味わえない楽しみを提供する。
店舗の外壁素材には、廃棄予定の貝殻約33.6万枚を再利用し、海藻から作る糊(のり)などを生かした“人工物不使用の漆喰”も採用するなど、サステナブルな取り組みも実施。木の温もりが感じられる店内では、デジタルの最新技術も提案する。
また、世界各地の70種類の特別メニューは、全国約550の店舗で先行販売中。各店舗を「ミニパビリオン」に見立て、店舗につき1商品を販売し、全国のくら寿司をまわることで、万博を楽しめる。