
写真 アーティストの布施琳太郎が、美術雑誌「ドリーム・アイランド」を創刊した。3月23日まで渋谷のシビック・クリエイティブ・ベース東京で開催されていた展覧会「パビリオン・ゼロの資料室」で製本版を配布し、今後はオンラインでPDF版の頒布を予定している。
布施琳太郎は、1994年生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科修了後、自身の詩や批評、プログラムに基づき、映像作品、ウェブサイト、展覧会のキュレーションや、書籍の出版、イベント企画などを行っている。
「ドリーム・アイランド」は、シビック・クリエイティブ・ベース東京(CCBT)の、クリエイターに新たな創作活動の機会を提供し都市をより良く変える表現・探求・アクションの創造を目指すプログラム「アート・インキュベーション・プログラム」の一環として制作。「大地=根拠」を特集テーマに、水野幸司や米澤柊といったアーティスト・建築家による書き下ろし論考群や、「チ。-地球の運動について-」の原作者 魚豊と布施の対談、布施によるプロジェクト「パビリオン・ゼロ」のツアー型展覧会で行われた記者会見の模様などが収録されている。
第2号も企画されており、今年の末には「表情≠感情」というテーマで写真史とソーシャルメディアにおけるコミュニケーションの二軸を掘り下げた特集を刊行するという。
◾️布施琳太郎インスタグラム
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