限定公開( 26 )
SNS(ネット交流サービス)でコンサートチケットを売るとうそをつき、電子決済アプリ「PayPay(ペイペイ)」を使って金銭をだまし取ったなどとして、警視庁サイバー犯罪対策課は26日、東京都八王子市の高校2年の男子生徒(17)ら中高生3人を詐欺容疑などで逮捕したと発表した。
警視庁によると、3人はSNSを通じて知り合い、コンサートなどのチケット販売を装って、代金をだまし取る手口を共有。2023年秋からの約1年半で、計約1150万円を詐取したとみられる。
逮捕容疑は24年1〜9月、X(ツイッター)に「チケットをお譲りします」とうその書き込みをし、都内の10代男性ら9人にペイペイで計約30万円を送金させたなどとしている。3人はいずれも容疑を認め、「オンラインカジノに使った」などと供述しているという。
3人のうち八王子市の男子生徒は、別の少年が不正に契約した楽天モバイルのスマートフォン回線を利用し、身分を仮装して架空のチケット販売を繰り返していたとみられる。警視庁は、若年層の間でサイバー犯罪のノウハウが共有されているとみて調べている。【加藤昌平】
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 THE MAINICHI NEWSPAPERS. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。