ケイト・ウィンスレットが熱演 トップモデルから転身した女性報道写真家を描く『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』ロング予告公開

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2025年03月26日 14:10  クランクイン!

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映画『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』場面写真 (C)BROUHAHA LEE LIMITED 2023
 ケイト・ウィンスレットが主演する映画『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』より、本編初解禁シーンを含むロング予告が解禁された。

【動画】『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』ロング予告

 本作で描かれるのは、写真家として戦争の最前線を駆け抜け、20世紀を代表する報道写真家となり、その名を歴史に刻んだリー・ミラーの人生。

 マン・レイ、パブロ・ピカソ、ココ・シャネル、ジャン・コクトー、ダリ、コンデ・ナストら時の天才たちを魅了してきた輝きは写真家へと転身してからも光を放ち、すさまじい情熱とエネルギーで戦場へ赴く写真家となった。彼女が写し出す写真には、唯一無二の芸術的センスに加え、人間が持つもろさと残酷さの両方が刻みこまれ、今もなお、人々を引きつける歴史的記録として真実を伝えている。

 今回到着したのは、初解禁となる本編シーンがたっぷり含まれた長尺版のロング予告。自身の意思で戦争の最前線を駆け、死と隣合わせの恐怖に震えながらも決してカメラを下ろすことがなかったリー・ミラー(ケイト・ウィンスレット)の強い決意と信念を感じさせる映像だ。

 新たに追加されたのは、主に戦地でのリーの姿を収めたシーンとなっており、「女は戦場に送らない」「女性に入る権利はない」と言われるも、男性ばかりの最前線でひとり、荷物を抱えて力強く歩みを進め、いくつもの困難に立ち向かって現状を打破していく力強い姿が描き出されている。

 さらに映像内では、1945年ブーヘンヴァルト強制収容所とダッハウ強制収容所が解放されたその⽇に、現地に初めて⾜を踏み⼊れた時の悲惨な現実を記録するシーンも。その恐ろしく悲しい真実に苦悩し葛藤する様子も切り取られている。そして「悲惨な所だと覚悟はしていた。戦場は想像と違った。現実だった」と語る。彼女がカメラを通して伝えたかった真実は何だったのか…。見る者に強く訴えかけてくる予告映像だ。

 一方で、戦地でリーと行動を共にし、生涯の友人となった「LIFE」誌のフォトジャーナリスト、デイヴィッド・シャーマン(アンディ・サムバーグ)と絆を深める様子や、リーの写真を取り上げた英国版「VOGUE」の編集⻑オードリー・ウィザーズ(アンドレア・ライズボロー)との葛藤、そして、ソランジュ・ダヤン(マリオン・コティヤール)やヌーシュ・エリュアール(ノエミ・メルラン)ら戦争に巻き込まれていく友人たちとの出来事が丁寧に紡がれている。

 映画『リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界』は、5月9日より公開。
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