【YouTubeチャート】12週ぶりに首位入れ替わる サカナクション「怪獣」初の1位

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2025年03月26日 16:00  ORICON NEWS

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YouTubeチャートTOP10(集計期間:3/14〜3/20)
 今週(2025/3/14〜25/3/20)のYouTubeチャートTOP100の週間総視聴回数は先週比で4.2%減、TOP100の初登場作は9作(先週は10作)となった。

【画像】YouTubeチャート週間TOP11〜30一覧

 今週は12週ぶりに首位が入れ替わった。1位(先週4位)はサカナクションの約3年ぶりの新曲「怪獣」(617.8万回)。3月15日に最終話が放送されたテレビアニメ『チ。 ―地球の運動について―』(NHK総合)のオープニング主題歌で、サカナクションとしては初のアニメ主題歌となる。

 2月22日に、テレビアニメとコラボしたミュージックビデオ(MV)が3ヶ月間の期間限定で公開され、最終話放送直後の3月16日にはサカナクションとしてのMVを公開。卵と思しき物体を大事に抱えながら薄暗い通路の中をさまよう山口一郎(vo,g)の姿が描かれており、時に何かに追われるように駆け抜け、時に何者かに卵を奪われそうになりながらも抗い、通路の中を進み続ける。独自の映像美と異質な緊張感に包まれた世界観を持つ作品となっている。

 2位は先週まで11週連続、通算14度目の1位となっていたMrs. GREEN APPLEの「ライラック」(607.8万回)。12週ぶりに首位を明け渡したとはいえ、7位(先週6位)に「ダーリン」(278.7万回)、30位(先週27位)に「ビターバカンス」(139.1万回)など、TOP100内に10曲がランクインする快進撃が続いている。

 3位(先週2位)は米津玄師「BOW AND ARROW」(473.1万回)。フィギュアスケートを題材にしたテレビアニメ『メダリスト』(テレビ朝日系)のオープニング主題歌で、原作のファンである米津が自ら志願して楽曲を書き下ろし、ジャケットのイラストも米津自身が手がけている。フィギュアスケートでソチ五輪、平昌五輪の金メダルを獲得したメダリスト、羽生結弦さんとコラボしたMVのほか、3月13日には2人の対談動画も公開。楽曲やMVの制作秘話や羽生さんによるプログラム解説など、約1時間にわたるトークが繰り広げられている。

 10位にはLE SSERAFIM「HOT」(240.1万回)が初登場。このほどリリースされた5枚目のミニアルバム『HOT』のタイトル曲で、「結末がわからなくても、好きなことのためであれば何もかも燃やして全力を尽くす」というメッセージが込められたポップナンバー。MVでは現実なのか夢なのか見分けがつかない空間にいるメンバーが、自由を取り戻すことを熱望しながら冒険に乗り出していく姿を独特な撮影技法で描いている。なお、3月17日から30日まで、東京・渋谷でアルバムのメッセージを盛り込んだポップアップストアも開催中だ。

 16位はSixTONES「バリア」(186.0万回)。メンバーのジェシーが主演する映画『お嬢と番犬くん』(3月14日公開)の主題歌で、最愛の人を守り抜く信念を、力強いメロディとラップ、疾走感あふれるバンドサウンドで表現。MVは2月に先行公開されていたが、3月19日にCDがリリースされたこともあり先週29位からランクアップした。

 21位に初登場したのは『第66回 輝く!日本レコード大賞』新人賞を受賞し、『第75回NHK紅白歌合戦』に初出場したME:I(ミーアイ)の3rdシングル「MUSE」(161.8万回)。サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』から生まれた11人組女性グループで、同曲は誰かに憧れて夢を叶えたME:Iが、新たに誰かの夢となり、憧れとなる姿を描いた楽曲となっている。

 28位(先週35位)は、ホロライブに所属するVTuber 星街すいせいの「ビビデバ」(139.5万回)。日本マクドナルドが、Ado、YOASOBI、星街すいせいの楽曲とマックフライポテト(R)が揚がった時に聞こえる「ティロリ♪」音をマッシュアップした楽曲「ティロリミックス2025」のMVを3月18日に公開。同日に星街すいせいのYouTubeチャンネルでライブ配信イベントを行ったこともあり、視聴回数がアップした。なお、「ビビデバ」のMV公開1周年を記念して、3月22日よりゲーム(2Dアクション)も配信されている。

※カッコ内は視聴回数


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