愛媛県今治市の山林火災は発生から4日目を迎えますが、鎮圧の見通しは立たず、焼損面積も300ヘクタールを超えました。現場から中継でお伝えします。
県によりますと、焼損面積は昨夜の時点で306ヘクタールでした。延焼は続いているということですが、ここから炎や濃い煙はほとんど見えなくなり、薄くかすんでいるような状況です。
一方、きのうは飛び火による建物の火災も相次ぎ、住宅と倉庫あわせて9棟が全焼していて、避難指示の対象もおよそ4000世帯、7500人に増えました。
また、周辺の国道はきょう午後3時まで27時間にわたり、通行止めとなっていました。
現場では一刻も早い収束へ、ヘリコプター8機と県外も含む消防隊員およそ2400人態勢で懸命の消火活動を行っています。
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