「過去の自分救われる」とネット共感 いじめ経験者・あのちゃんの“不登校への持論”が話題

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2025年03月26日 16:10  web女性自身

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3月25日に放送された『上田と女がDEEPに吠える夜』(日本テレビ系)にタレントでミュージシャンのあのちゃんが出演。そこで不登校に対する持論を展開し、話題となっている。



この日、番組では不登校の小中学生が11年連続で増加していることを受けて「不登校」をテーマに取り上げていた。いじめが原因で不登校になったというあのちゃん。いじめられた側にも関わらず別の教室に移動させられたことにも疑問を感じ、「なんで僕が?」と思っていたと明かした。



あのちゃんによると、両親は「絶対に学校に行け!」とは言わなかったものの、父親には「お母さんに心配かけるな!」と胸ぐらを掴まれたことがあるという。いっぽうで両親が自分の気持ちを尊重してくれていたり心配してくれていたりするという気持ちは伝わっていたと述べた。ある日、母親に「車を出すから学校に行く?」と言われ、学校の前まで行ったものの結局、行けずじまいで、その帰りにマクドナルドのポテトを買って食べたことがあるといい、その当時のことが忘れられず歌にしたのがマクドナルドのCM曲だった『スマイルあげない』だと打ち明けた。



そんなあのちゃんは番組終盤、「学校は行きたいと思ったら行くのは良いと思うんですけど、必ず行くべきとは思ってないですね」と切り出すと、不登校について自分の考えを述べた。



「他の世界もいっぱいあるし、好きなことがあるなら好きなことをいっぱい知ることとか、その先に自分のことを知ることができたりとかするし、すごくマイナス、後ろに下がってるって親の方も見えちゃったりとか、止まってるように見えてたとしても、その分、別の方向に進んでいることでもあるので、全然焦らなくて良いなっていう風には思います」



また司会の上田晋也(54)が「いじめから逃げるのって、この世界から逃げることになるかもしれないけど、違う世界とか新しい未来へのスタートだって俺は思ってんのね。だから、『逃げっていうのはマイナスだけじゃないよ、プラスなことだよ、違う環境に行けばいいじゃん』とは思うけれどもね」と“逃げることの大切さ”について話すと、あのちゃんは「逃げるってことも行動力だなって思う。すごく勇気もいるしパワーも使うけど、自分自身で認めてあげることができたら良いなぁって思います」と上田の意見に賛同した。



「学校に行かない児童は“何もしていない”などネガティブなイメージを持たれがちですが、あのさんは『別の方向に進んでいる』と表現。さらに『イジメから逃げることも行動力』と言い換えてみせました。中学時代に席を離されたり物をなくされたりなどの激しいイジメをうけていたあのさんだけに言葉に説得力があり、ネットでは共感する声が相次いでいます」(芸能関係者)



Xでは、こんな声が上がっている。



《不登校について あのちゃんが、好きなことを楽しめるのは大切なことだし、その先に自分を知る事ができる 逃げる事自体も行動力だし、そんな自分を認めてあげられるといいなと思う といった旨を話されていて、この言葉に救われる方や家族はたくさんいるだろうな》
《自分も不登校だったのであのちゃんの言葉に過去の自分救われる どこかでずっと普通になれなかったこと後悔してるので…逃げることも行動力って言葉は大きい》
《止まってるように見えても別の方向に進んでるっていう考えはなかった。。》
《あのちゃんの「不登校は、止まってるように見えるけど、違う世界に進んでる」「前に進んでる」「だから焦らなくていい」って言う言葉は、不登校の子だけじゃなくて、親にも伝わって欲しいな》

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