3月25日、皇居・宮殿で開かれたブラジルのルラ・ダシルバ大統領夫妻を歓迎する天皇、皇后両陛下主催の宮中晩餐会。外国首脳の国賓来日は、’19年5月の米国のトランプ大統領以来約6年ぶりで、愛子さまにとっては初めての晩餐会へのご出席となった。
宮中晩餐会ではタキシードや燕尾服、ロングドレスにティアラなどの正装が通例だったが、今回はブラジル側の要望によりドレスコードが「平服」に変更された。そのため、愛子さまは淡いピンク色のデイドレス姿で臨まれた。
愛子さまからみて右隣には、ブラジルの下院議長が着席。愛子さまは通訳を交えながら歓談し、アマゾンにはどんな動物が生息しているかなど熱心に質問された。また、「ありがとう」を意味するポルトガル語「オブリガーダ」を交えられる場面もあった。
そして、愛子さまの左隣に着席されていたのは、寛仁親王妃信子さまだった。
「晩餐会で、愛子さまをはじめ皇族方は大統領夫妻よりも前に会場に入られました。着席した際の愛子さまは少し緊張された面持ちでしたが、隣に座った信子さまが声をかけられると満面の笑みを浮かべられました。その後も、しばらくの間お二人で楽しそうにお話しされていたのが印象的でした。初めての晩餐会という緊張される場の中で、信子さまが隣に座られていたのは愛子さまにとって大きな安心感があったのではないでしょうか」(皇室担当記者)
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この様子に、X上でも《敬宮さまのお隣が信子さまで良かった!!!!》《お二人の笑顔最高です》《愛子さまのお隣、信子さまだ 信子さま、お元気そうで私も幸せ〜》と喜ぶ声が上がっていた。
愛子さまのことを大切に見守られてきた信子さま。‘22年1月に行われた歌会始の儀で詠まれた、愛子さまの成年を祝うお歌はとりわけ注目を集めた。
《成人を姫宮むかへ通学にかよふ車窓の姿まぶしむ》
宮内庁が公表した解説文には、信子さまの愛子さまへの思いがこう記されている。
《寛仁親王妃信子殿下には、愛子内親王殿下を、ご幼少時より深い敬意と愛情を持って見守ってこられました。昨年、愛子内親王殿下におかれましてはご成年を迎えられ、寛仁親王妃信子殿下のお喜びは誠に大きいものであります。
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ご立派に成長された愛子内親王殿下には、これまでにも増して、より一層学問に邁進されておられます。ご通学のため、お車にてお住まいの御所を颯爽と御発になる際の、お髪も綺麗に整われて健やかな愛子内親王殿下のご様子を車窓越しにご覧になった寛仁親王妃信子殿下のご心境をお詠みになったお歌です》
「歌会始の儀で皇族方が、他家のお子さまを題材に歌を詠まれるのは、かなり異例のことです。そんななかで信子さまが、愛子さまへのあふれ出る思いをお歌にこめられたということは、愛子さまにそれだけ大きな期待を寄せられているということでしょう。また、信子さまは同じ民間から皇室に入った女性として、雅子さまのことも気にかけていらっしゃるのではないでしょうか。それゆえ、愛子さまには特別な思いをお持ちなのでしょう」(前出・皇室担当記者)
信子さまとの隣席という静かな後押しを受け、無事に晩餐会を終えられた愛子さま。これからますます、自信を持って国際舞台に立たれていくことだろう。
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